「THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~」1日目の公演「SMILE PASSPORT」が5月11日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナにて行われた。文字通り315プロダクション所属アイドル達と、プロデューサーの笑顔にあふれたステージの模様をお届けしよう。

  • 「THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~」1日目公演「SMILE PASSPORT

まずは河西健吾演じる山村賢が公演の諸注意をアナウンス。「アイドルのみなさんの成長とこれからの可能性を感じられるステージになるはずです」との言葉に、否が応にも期待が高まっていく。山村の「TRE@SURE GATE、開演です!」の一言からついにライブが幕を開けた!

出演者総勢30名がステージに並び、圧巻のパフォーマンスで届けられる「MEET THE WORLD!」に、待ってましたと言わんばかりの大歓声が巻き起こる。曲の終わりに、今回のライブ用に描き下ろされたアイドル達のイラストが大型ビジョンに映しだされた。キャストたちも、同じポーズを決めて集合する。

本日のメインMCを担当するのは寺島と益山。益山が「プロデューサーさん、ブチ上がる準備できてますか!」と吠え、寺島は「さいたまスーパーアリナーと、世界中のみんなと一緒に、315(最高)に熱い1日にしましょう!」と叫んだ。

まずは、Café Parade、Altessimo、Legendersによる「Eternal Fantasia」で、幸せなハーモニーが会場を包み込む。続いてWが「VICTORY BELIEVER」で、さいたまスーパーアリーナというピッチを軽やかに駆け抜けていった。お祭り気分を盛り上げる彩の「和風堂々!~WAnderful NIPPON!~」でさらに勢いづくと、続いてはスペインの「Baile Apacionado」。闘牛士のムレータのように衣装のマントをはためかせる、セクシーなダンスに会場がどよめく。

「おいお前、へばってる暇はないぞ」と牙崎漣役の小松に声が投げかけられたかと思うと、寺島、濱野が現れてTHE 虎牙道のステージへ。炎の中で拳を突き上げる、勇ましい「RAY OF LIGHT」を、殺陣と共に披露した。

MCでは、ここまでの楽曲を振り返っていく。汐谷は「Eternal Fantasia」について「何度やっても幸福感がすごい。やってる僕らもじわじわ幸せになっていく曲でした」とコメント。またスペインの「Baile Apacionado」のセクシーなソロダンスが話題になり、3人はもう一度その動きを披露していた。

バックステージの宝箱から突然飛び出してきたのは菊池と濱。「トレジャー・パーティー!」では、「キャンプファイヤー」のフレーズでふたりが体育座りで火を囲む様子が再現されるなど、かわいらしい振り付けが目を引く。

「MISSION is ピースフル!」ではトロッコに乗ってFRAMEの3人が登場。プロデューサー達に惜しみなく手を振っていた。続いてメインステージに現れたのは神速一魂。「RIGHT WAY, SOUL MATE」では、センターステージで熱いメンチの切り合いも。BeitとS.E.Mによる「エウレカダイアリー」が会場を盛り上げた後は、属性曲「Friendly Smile」、「LET’S GO!!」、「POKER FAITH -ポーカーフェイス-」が立て続けに披露された。

インテリチームの神原は「POKER FAITH -ポーカーフェイス-」について「この曲が個人的に好きで、このメンバーで歌えて嬉しかったです」とコメント。また、アメリカの楽曲を披露した濱は「宝箱から出てきて最初に見えるのがプロデューサーさんの笑顔。それが宝物!」と発言。一緒にパフォーマンスした菊池も「いつかは白井さんと三人で一緒にやってみたい」と話した。

フィンランドの「Purely&Kindly」では、4人がオーロラに輝く氷のお城をバックに手をつないでステップする。Altessimoは「Tone’s Destiny」で美しいハーモニーを響かせ、Legendersは「Symphonic Brave」で未来への希望を歌い上げた。フランスの楽曲「永遠なる四銃士」では、仲村、熊谷、益山、笠間が剣を持ってパフォーマンスを行う。

「∞ Possibilities」ではキレのあるS.E.Mのパフォーマンスに会場が大盛り上がり。伊東の「我々S.E.Mは進化し続ける、君たちはどうだ、答えてくれ!」の声に、プロデューサーは大きな歓声で応えた。

打って変わってピースフルなカナダの「Sugaring Off Party!」、そして合いの手が楽しい彩、神速一魂、THE 虎牙道の「笑顔の祭りにゃ、福来る」が披露されると、再びMCコーナーへ。

矢野は「Sugaring Off Party!」について、稽古時間があまりとれない中でメンバーがダンスを頑張っていたことに触れ「歌詞の通り『見習わなくちゃね』と思って、みんなのことが一層大好きになりました!」と熱い告白。千葉も「練習してきて、本番が一番楽しかったね」と笑顔だ。そんな笑顔がつないだラストの曲は「LIVE in your SMILE」。再び全キャストが登場し、全力のパフォーマンスを見せた。

アンコールでは、キャスト一同がTシャツ姿で登場し、「Reason!!」を披露する。

最後に、一人ひとりが今日のライブについて一言ずつコメント。仲村は、史上最大規模のライブが行えたことについて「本当に感動します!」とプロデューサーへの感謝を伝える。熊谷は「我々も世界中を旅してきたので、実質、世界中が笑顔でつながっているんじゃないかと思います!」と力強く話した。

また、バレッタはプロデューサーへの感謝を述べるとともに、彩として明日の公演に唯一出演する中田に「きっとできるよ! 後で抱きしめさせて!」と熱い激励を送った。

最後は30名が思い思いの場所へ散らばって「DRIVE A LIVE」。トロッコに乗って後方席のプロデューサーに会いに行く者、ステージから手を振る者、全員がそれぞれの形で会場のプロデューサーと笑顔を交わす。「SMILE PASSPORT」の名にふさわしいエンディングだった。