俳優の武田鉄矢が、16日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、ファンへの“塩対応”の理由を語った。
ファンへの冷淡な対応が噂されていることについて、あっさり「事実ですね」と認めた武田。街中で「金八先生、大好きです!」と話し掛けられても、即座に「もう終わりました」と指摘するそうで、「はっきり言ってあげた方がいいと思うんですよね。向こうの顔つきとか表情の中に『この話さえしておけば大丈夫』という安堵感がある」「人間の隙を突くような人をあまり好まないんですよ」と主張する。
また、「写真は断ります」とも明かし、「だって、友達じゃない人と写真撮るの嫌でしょ?」。「最近は写真に関して日本人くどくなりましたね。人間に接するときの第一の行動がそれになってるんです」と苦言を呈し、「すれ違う直前に『一枚いいですか』って。『一枚ですか』というあいさつがどこにありますか!」と振り返った。
さらに、「(握手も)あまり好きじゃないです」と言い、「日本人って握手する国民ですか? 違うでしょ? 日本人はお辞儀ですよ」と訴えた武田。サインは「ロケに協力してくださった方に対して」と条件付きで提供しているそうで、「そこんところは少し差をつけとかないとね! ダラダラ甘えられても仕方ないじゃないですか!」とファンへの毅然とした態度を貫いたが、番組の最後には「いつも塩対応だけじゃありませんからね!」と補足していて笑いを誘っていた。