ジェイアール東日本企画は6月30日まで、品川駅にて3Dホログラフィックディスプレイ「3D Phantom」を用いた実証実験を実施している。

  • 「3D Phantom」実証実験の様子

  • 実証実験は品川駅中央改札内で行われている

今回の取組みは、交通広告の新たな可能性を模索し、交通広告のさらなる価値創造・デジタルメディア領域の拡充を目的としている。実験を通じて、これまでにないインパクトや話題性で、駅メディア・交通広告に「新風」を吹き込むことが期待されており、その期待を検証するため、実証実験期間には広告主への実際の販売も行い、その需要性を確認し、課題を抽出するという。

駅メディアは、通勤・通学などをはじめとする駅利用者の日常に溶け込み、反復接触性を強みに持っており、新技術との融合によって今後の価値向上も期待されている。ジェイアール東日本企画では、この実証実験での成果を生かしながら、既存メディアと新媒体を織り交ぜたダイナミックな展開で、広告主のニーズに応える新たな広告展開を実現していくとのこと。

JR東日本の主要ターミナル駅である品川駅の中央改札内にて6月30日まで行われ、稼働時間は6~24時だが、実証実験のために稼働を停止する場合がある。

  • 「3D Phantom」

「3D Phantom」は、LED光源がライン状についたブレードを高速回転させ、光の残像によって映像を映し出す3Dホログラフィックディスプレイ(提供・素材制作 : Life is Style)。専用のメガネ等は不要で、インパクトのある3D映像を肉眼で体験できる。