東武鉄道と東武トップツアーズは、尾瀬への登山に便利な臨時夜行列車「尾瀬夜行23:55(ニーサンゴーゴー)」を5月31日から10月12日までの金・土曜日のうち計31日間運行すると発表した。今年も特急車両「リバティ」を使用しての運行となる。

  • 「尾瀬夜行23:55」は特急車両「リバティ」を使用して運行

「尾瀬夜行23:55」は、浅草駅を深夜23時55分に出発し、北千住駅・新越谷駅・春日部駅からも乗車できる臨時夜行列車。終点の野岩鉄道会津高原尾瀬口駅から4時20分発の専用連絡バスに乗り換え、尾瀬の東の入口である沼山峠に6時10分頃に到着するため、早朝からゆったりと尾瀬を満喫することができる。

車両は昨年と同様、特急車両「リバティ」(500系3両編成)を使用。無料公衆無線LANサービス「TOBU FREE Wi-Fi」や各座席にコンセントを備え、より快適な旅行を楽しめる。昨年好評だったことから、今年は運行日数を4日増やし、計31日間の運行となる。

「尾瀬夜行23:55」は東武トップツアーズの旅行商品「東武の尾瀬」で発売するプランの購入により乗車可能。片道・往復など各種プランが用意され、自分に合ったプランを選択できる。浅草駅発着の往復電車プランの場合、大人1万1,300円・こども5,800円。なお、今年は山の日(8月11日)に合わせ、8月10日発の列車に限り、3両編成のうち2両が女性専用車両に。乗客全員に「山の日」限定記念品がプレゼントされる。