ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ)で生徒役を演じた俳優の今井悠貴が、5月2日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』(毎週木曜21:00~)第4話にゲスト出演する。

  • 今井悠貴 -テレビ朝日提供

今井が演じるのは、家に引きこもっていた無職で、連続殺人の容疑がかかる樫村荘介。「『キントリ』の特番で天海(祐希)さんが『取り調べ室のシーンは映像作品というより、舞台みたいな感じなんです』というお話をされているのを見て、舞台みたいな臨場感を出さなきゃいけないんだなって身が引き締まりました」と明かし、「頑張らなきゃという気持ちもありましたし、楽しみだなっていう思いもあって、『よし!』と気合が入りました」と心境を述べた。

実際に撮影をし、「天海さんは取調室の中ですごく大きい存在だし、ちょっとした指先の動きとか、細部まですごく見られてるなって感じました。その一方で、こっちが心を開いたときには、心を寄せてくれる優しさも感じたりしました」という。

続けて「天海さんは何事にも動じない感じがあって、どんどんみんなを引っ張ってくれる方。撮影合間には主に健康の話をしました(笑)。天海さんは腸の働きをよく知ってらっしゃって、『腸を一番大事にしなさい』とおっしゃっていて…」と振り返った。

また、「“おかしな人”にはなってしまわないように気をつけました。荘介は気がつかない方がいいことを、わざと気にしてないようにしている人間なんですけど、そこには“努力”が必要じゃないですか。だから、努力できる、完全には壊れてない人間というふうに演じたいなって」と語り、「でないと、取り調べの意味もないし、心のやり取りみたいなものもできなくなっちゃうので。ちゃんとものを考えられる人間でありたいな、と思って演じました」と裏側を紹介。

「劇中ではとんでもなくすごまれる場面もあるんですけど(笑)、撮影の前にそういうすごく優しい一面が見られてよかったなって思いました」と振り返っていた。