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【この記事のエキスパート】
芸術大学教員/DIYアドバイザー:野口 僚

芸術大学教員/DIYアドバイザー:野口 僚

徳島県の家具メーカーにて木製家具の製造に携わり、機械加工、仕上げ、組み立て、塗装など木工全般と家具製造ノウハウを培いました。

その後東京では業界新業態の体験型DIYショップで店長として勤務。店頭ではお客様の相談に乗りつつ、一人一人にぴったりのDIY用品を提案してきました。

同時にDIYレッスンの企画と講師を行い、日本のDIY文化発展のために努めてきました。

現在は大学のデザイン学部の助手として大学内工房に在中し、
学生に対しデザインやモノづくりの手法などを主に教えています。


コンベックスとは、主に建築作業やDIYなどでよく使用される、長さを測るための測定メモリが付いた金属製のメジャー(巻き尺)のこと。本記事では、正確に測れる・使いやすいコンベックスのおすすめを厳選。幅・長さなど選び方についてもご紹介。ユーザーの口コミにも注目です。

コンベックスとは

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コンベックスとは、主に建築作業やDIYなどでよく使用される、長さを測るための測定メモリが付いた金属製のメジャー(巻き尺)のこと。

先端にツメがついており、寸法対象に引っ掛けることで測定します。また、金属製で測定時に自立するため、手際よく測ることができ、収納もコンパクトになるため、とても利便性のいいアイテムです。

◆よく聞く“コンベックスルール”とは

コンベックスルールはJIS(日本工業規格)におけるコンベックスの正式名称。間違えられがちですが、「ルール」として制定されている訳ではなく、「rule......物差し、定規」といった意味があります。

ちなみに、JIS(日本工業規格)では、メモリの長さは規定されており、正確なメモリの許容差を指しています。通常、コンベックスやメジャーは、長くなればなるほど、誤差が大きくなっていきます。1mではほとんど誤差がなくても、10mでは正確な数字と比べて5mm誤差があることもあります。

例えば、1級許容差は±(0.2+0.1L)mm、爪を含む場合はそこに±0.2mmといった形で許容差を設定しています。自宅でのDIYなどではほとんど関係ないですが、建築においては、完成度だけでなく、安全面にも関わるため、JIS(日本工業規格)で制定されているのです。

◆スケール・メジャーとの違い

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メジャーとは、長さを測る際に使用する、目盛りのついた帯状の測定器具のこと。洋服の採寸やDIY、建築現場でも使用され、帯状のため、使い勝手のいいアイテムです。

そして、スケールはメジャーの別称ですので、同じ物を指しますが、一般に帯状のものをメジャー、製図などに用いる三角型のものをスケールと呼ぶことが多いです。ちなみに、コンベックスはメジャーの一種として分けられています。

コンベックスの選び方

それでは、コンベックスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。

【1】JIS規格や先端金具
【2】幅と長さの種類
【3】目盛りの形式
【4】材質
【5】その他の機能面

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】JIS規格や先端金具をチェック

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コンベックスは、モノや空間の長さを正確に測るための道具。1mmの誤差でも正確なモノづくりをされる方には大きな狂いとなってしまうため、精度の高いコンベックスを選ぶ必要があります。

精度の高いコンベックスを探される方は「JIS1級」の記載のあるコンベックスを探されるといいでしょう。

「JIS1級」は日本工業規格で精度が確保されている商品のため、信頼して使用することができます。

また、先端の引っ掛け金具部分が動く「0点補正移動爪」機能がついているかどうかも注目。0点補正移動爪は、金具部分を引っ掛けて測っても、押し当てて測ってもメモリがズレないため非常に便利でおすすめです。

【2】幅と長さの種類をチェック

テープ幅は6mmから30mm程度まで、さまざまな種類があります。

テープ幅が広いと、長い距離や天井の高さを測る際に途中で折れることなく伸ばすことが可能。ひとりで長距離を測る際には便利です。テープの長さは2m〜7mほどの商品が一般的で、屋内での使用であれば、使い勝手のいい5.5mタイプがおすすめです。

幅が広く長いコンベックスは、そのぶんサイズが大きく重たくなってしまうので注意。ご自身が測る長さに合ったサイズの商品を選べば、便利に快適に使用することができます。

【3】目盛りの形式をチェック

日本ではcm表記が一般的ですが、コンベックスの種類によってはインチ表記のものや、尺などの目盛表記になっているものもあります。中には、複数の目盛で表記されているものもありますので、用途に合わせて選ぶことが大切です。

455mmピッチ目盛り:1尺5寸の表記

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455mmは1尺5寸に相当します。この場所にピッチマークを併記したものであれば、2×4工法などで仕様する場合はとても便利です。

一般的なメートル単位になっているコンベックスであっても、さまざまな表記で記載されているものであれば、DIYのみでなく、さまざまな用途で使用することができます。

ただ、複数表記のものは使い慣れないと目盛を読み間違えてしまうといったリスクもあります。なので、メートル単位のみしか使用しないのであれば、単一表記のものをあえて選ぶのもおすすめです。

両面目盛り:両面に印刷されたタイプ

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テープの両面の目盛が印刷されているタイプのものも増えてきています。

中には面によって縦書き、横書き表記になっているものもあり、このタイプのものであればはかりたい場所に応じて面を使い分けることで、より正確に目盛をはかることが可能です。

両面目盛は必須の機能ではありませんが、あるととても便利なので、コンベックスの使用頻度が高い方はチェックしておきましょう。

【4】材質をチェック

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コンベックスのテープには様々な材質のものが存在します。それぞれに特徴がありますので、こちらもチェックしておきましょう。

ステンレス

さまざまな金属の中でもステンレスは錆に強く、耐久性も高いという特徴を持っています。そのため、濡れる可能性のある場所など、過酷な環境で使用することが多い場合におすすめです。

少し価格は高くなってしまいがちですが、長く使用できるコンベックスを探しているという方にもおすすめです。

スチール

スチールはコンベックスのテープの素材としては定番で、さまざまなモデルで使用されています。

最近ではナイロンなどでスチールをコーティングすることによって耐久性を高めているものもあります。ステンレスのものよりも安価なものが多いという点も魅力です。

アクリル樹脂コート・エポキシ樹脂コート

テープのコーティングの中でもアクリル樹脂やエポキシ樹脂のものが定番です。価格も比較的安価である程度の耐久性があります。

ポリエステルコート

ポリエステルによってコーティングを施したタイプで、摩耗に強いのみでなく、耐水性や耐薬品性なども高いことから、よりさまざまなシーンで使用可能です。

ナイロンコート

ナイロンコーティングのものも定番です。薄いナイロンによってテープをコーティングすることによって、錆などの発生を防いでくれます。

こちらも耐久性が高いので、過酷な環境でコンベックスを使用する機会が多い方におすすめです。

デュラコート

特殊樹脂によってコーティングすることによって、耐摩耗性のみでなく、折れなどへの耐性を高めたタイプのものです。耐久性の高いテープのものを探している方におすすめです。

シリカコート

シリカを配合したコーティングとなっていますので、反射を抑えて視認性を高める効果があります。屋外でコンベックスを使用する機会が多いという方におすすめです。

【5】その他の機能面をチェック

そのほか、コンベックスを使用する上で便利な機能もご紹介いたします。

フック機能:端にひっかけられる機能

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コンベックスを使用する上で、爪はとても重要なポイントとなります。先端の爪を計測する対象物に引っかけて使用する機会は多いので、できるだけしっかりしたものを選ぶことが大切です。特に重要なのは0点補正です。

フックを引っかけた際にその厚みの分だけテープが前方に移動しますので、より正確な計測が可能となります。また、爪がマグネットになっているものであれば、金属にしっかりと固定することができますので、より便利です。

ストラップ:落下や紛失の帽子になる

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コンベックスはさまざまな場所で使用することになりますので、使用中に落下させてしまうリスクがあります。そこで、ケースにストラップやクリップなどがついているものであれば、落下や紛失を防止することができます。

長めのストラップがついているものであれば首から下げることもできますので、出し入れする必要がなく、作業効率を高めることができるでしょう。クリップがついているものであれば、ベルトなどに簡単に取り付けができます。

ロック機能(ストッパー):長さをロックできる

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本格的なコンベックスには、ロック機能がついた商品が多くあります。テープを伸ばしたあとに目印の線を書く際などには、このロック機能がないと難しいため、とても大切な機能です。

テープのロック方法は2種類。手元のパーツを下げることでロックができるスタンダードなタイプと、テープを伸ばした際に自動でロックがかかり、ボタンを押すことで巻き取るタイプのセルフロック式があります。

どちらがいいということはないので使いやすいと思えるほうを選ばれるといいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)