京浜急行電鉄は12日、有料の座席指定サービス「ウィング・シート車」をゴールデンウィーク期間中の計4日間(4月28・29日、5月4・5日)運行すると発表した。朝に運行される品川発三崎口行の快特2列車の前から2両目が「ウィング・シート車」になる。

  • 三崎口行の快特に使用される2100形の一部車両(前から2両目)が「ウィング・シート車」に

「ウィング・シート車」は、オールクロスシート車両2100形で運行される品川発三崎口行の快特の一部車両で、座席指定券(300円)を購入することにより、途中駅の京急川崎駅・横浜駅からの着席を保証するサービス。2018年秋以来、2回目の運行となる。

前回は昨年秋の行楽シーズンである9月22~24日と10月6~8日、三浦半島への旅行者向け特別列車「ホリデー・ウィング号」とともに運行。その際、初運行にもかかわらず「ウィング・シート車」は6日間とも利用者が多く、好評であったことから、ゴールデンウィークに再び運行することになったという。

  • オールクロスシートの車内

今回は4月28・29日と5月4・5日の計4日間、朝8時台に品川駅を発車する三崎口行の快特2列車(品川駅8時8分発・8時28分発)において、前から2両目を有料の座席指定サービス「ウィング・シート車」として運行。京急川崎駅・横浜駅からの座席指定券を発売する。京急川崎駅発売分(座席指定あり)は24席で、5番線ホーム柱番号1番付近で発売。横浜駅発売分(座席指定あり)も24席で、1番線ホーム柱番号4番付近で発売される。