日本デザインは3月27日、20～40代の男性を対象とした「転職で不安に感じることに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2019年3月4～10日で、有効回答は1,009人。
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給与条件以外で転職の際に、考慮する点や不安な点を教えてください
転職経験者に転職を考えるきっかけを尋ねたところ、「給与への不満」が38.0%と最も多く、以下、「勤務時間・待遇への不満」が15.9%、「人間関係の問題・パワハラ」が12.7%、「他にやりたい仕事がある」が12.3%と続いた。一方、過去、給与条件だけで転職した経験はあるかとの問いには、65.7%が「いいえ」と回答した。
給与条件以外で転職の際に考慮する点や不安な点を聞くと、「自分のスキルが通用するのか」が4割近い39.1%で最多。次いで「年収を含む待遇や職場環境」が27.6%、「自分の市場価値と希望する求人のマッチング」が18.3%、「新しい人間関係」が14.1%となった。
転職において専門知識やスキルは身に着けたいと考えているか質問すると、「できるなら欲しい」が53.4%、「積極的に取り組みたい」が33.6%と、計87.0%が身に着けたいと考えていることがわかった。
身に着けたい専門知識やスキルは、1位「IT系」(33.0%)、2位「事務」(13.7%)、3位「クリエイティブ」(12.3%)との順に。他方、国家資格や専門職のイメージが強い「法務」(6.7%)や「金融」(7.9%)は1割未満にとどまった。
