俳優の中村倫也が、日本テレビのキャンペーン「ゴールデンまなびウィーク」(4月29日~5月5日)の“塾生代表”に就任。このほど、東京・汐留の同局で取材に応じ、意気込みを語った。
このキャンペーンは「新しい世界を、まなぶ。」をテーマに、さまざまな番組が連動して“まなび企画”を展開するもの。昨年に引き続き、塾長を所ジョージが務め、塾生として桝太一アナウンサーと水卜麻美アナウンサーが参加する。
中村は「僕は、大人になってから好奇心や探究心がどんどん芽生えてきた人間でして」と自身を紹介。「ちょっと気になること、例えば(IC)レコーダーがどうやってできてるのかとか、照明はどういう理屈でついているのかということを調べていったら、新しい発見があるので、“まなぶって楽しいな”ってことを知ったのが、大人になってからなんですね」といい、「ゴールデンウィークなので、ぜひ、ご家族でご覧いただいて、楽しくまなぶ、1つのきっかけになればいいなと思います」と呼びかけた。
そんな中村に対し、所は「利発な子だと思いましたよ。みんなボーッと生きてるもんね」と感心。「あと、絵がうまくて! コンピューターで描いてるんだけど、上手にいろんなものをこなすんだなあと思って。新しい世代だなと思いますよ」と印象を語った。
その中村は、所について「子供の頃から見ていて、子供ながらに『楽しいそうな大人だな』っていう印象でした。そういう大人に憧れますし、自分に子供ができたときに、その子供よりはしゃいでたいっていう欲望があります」と話したが、所は「でもね、リスクがあるんだよ。面白おかしく番組やってると、『いいなぁ、面白おかしく暮らしやがって』って言われて」と、恨まれる悲しさを明かした。
今回は平成から新元号をまたいでのキャンペーンとなるが、平成の時代に一番学んだことを尋ねると、中村は「生まれて物心ついて32歳まで平成なので、立ち上がったり、チャリンコ乗ったり、卒業したり、仕事始めたり…いろんなことありましたけど、“恋”じゃないですかね。平成の間に初恋があったので、人を愛しいと思う気持ちが…」と回答。直前に「胆のうを取った」と答えてしまった所は「俺もそれ先に言えば良かったなぁ。あんた頭回るねぇ!」と、あらためて中村に感心していた。
キャンペーンソングには、サカナクションの「新宝島」が決定。桝アナは「最近、娘を見ていると、何でも『まなびたい』という気持ちが見えてくるのです。今回、娘と一緒にまなぶつもりで、あらためて『新しい知識を入れる』ことが楽しいということを、思い出したいと思います」、水卜アナは「そもそも何をまなべばいいかよく分からないなと思ったので、まなびウィークを通じて、何に疑問を持ったら楽しいのかを見つけ、『まなぶ』ことでワクワクする気持ちを思い出したいです 」と、それぞれ意気込みを語っている。