映画『トランスフォーマー』シリーズ最新作『バンブルビー』(3月22日公開)のジャパンプレミアが12日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、来日したチャーリー役のヘイリー・スタインフェルド、トラヴィス・ナイト監督、プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが登場。プロデューサーは、同シリーズの続編で、トランスフォーマー発祥の地である日本への感謝の思いを込めて東京を爆破させると予告し、日本のファンを喜ばせた。

  • バンブルビー

    左からプロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、ヘイリー・スタインフェルド、トラヴィス・ナイト監督

本作は、シリーズきっての人気キャラクター・バンブルビーが主人公。作品の舞台は、シリーズ1作目となる『トランスフォーマー』(07)でバンブルビーがサムと出会う以前の1980年代にさかのぼり、傷ついたバンブルビーと自分の居場所を見つけられない少女チャーリーとの心の交流を描く。

ヘイリーは「日本は本当に特別な場所です。13、14歳ごろに初来日してから好きな場所になりました」と日本への思いを明かし、「トランスフォーマーの聖地でこの作品を紹介できることをうれしく思います。日本がお届けする最終地になりましたが、これ以上にない場所だと思います」とメッセージ。日本で生活していたこともあるという監督も「日本は特別な場所です。トランスフォーマーが生まれたの日本が最終地となり、うれしく思います」と感慨深げに語った。

同シリーズすべてのプロデュースを手がけるロレンツォは「日本はトランスフォーマー発祥の地だけでなく、このシリーズに対する日本のファンの応援に感謝しています」と感謝。さらに、「これだけ日本が発祥の地であるとか言ってますが、これまでの全5作品でみなさんに対する感謝の気持ちをスクリーンの中でオマージュとして捧げていない。次があるとすれば、東京を爆破してぶち壊すとか、何らかの形でみなさんに心からの感謝の気持ちをお伝えしようかなと思います」と予告し、会場から大きな拍手が沸き起こった。

ジャパンプレミアには、日本語吹き替えキャストの土屋太鳳と志尊淳も駆けつけた。

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