• 『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)
    菅田将暉演じる美術教師・柊一颯が、卒業直前のタイミングで、永野芽郁演じる生徒・茅野さくららを人質にとり、数カ月前に自ら命を落とした景山澪奈(上白石萌歌)の死の真相について授業を行うという衝撃の学園ミステリー。10日放送の最終話は、これまでの謎がすべて解き明かされ、1つの「目的」に集約されていく。

――いよいよ、3月10日の放送で最終話を迎えますが、結末の予想はいかがですか?

最近まで、やっぱり柊先生が犯人なんじゃないかなと思ってたんですよ。これだけ言っていたけど、実はフタを開けたら…みたいな。でも、9話の予告を見て、先生が死んだところから始まっていたので、ちょっと待てよ?という状態になったのと、先生の三回忌でみんなが集まってるってことは、生徒が犯人じゃないんですよ、きっと。生徒が犯人だったら絶対集まってないと思うので、たぶん永野芽郁さんが犯人なんじゃないかなと思ったんです。でも、そうなると「本当は、景山澪奈が生きていた。死んでなかった」ということに…。それか、景山澪奈も死んでるし、先生も死んじゃうし、犯人も見つからないっていうもう救いようのない結末だけど、落ち込んでも前を向いて生きていこう…とかですかね? でも9話を見終わってみて、それも違うと思っています(笑)

――やっぱり展開が読めないですよね(笑)

でも、何が悔しいって、しょせん僕がこうやって推測しても、絶対違う感じでくると思うので、やっぱりムカつきますね(笑)

――また、悔しい思いをすることになるけど、見ちゃうんですね(笑)

そうなんですよ! 見ないと「どうなったんだろう…」ってイライラしちゃうじゃないですか。それに左右されるのも嫌なので、絶対見ますね(笑)

――『3年A組』が終わっちゃったら、これから小森さんの日曜の夜はどうなるんですか?

いやぁ、もう本当に燃え尽き症候群になりますね。“3Aロス”になりますよ。何かのロスになるって、人生初かもしれないです。なので、よっぽどすっきりした形で終わっていただかないと、個人的にすごく困るんです(笑)

■いつか“今年を代表するアーティスト”に

――せっかく取材のお時間をいただいて、ご出演されていない『3年A組』のお話だけではもったいないので、小森さんご自身の今後の活動についても教えてください。

ありがとうございます(笑)。個人ではTOKYO FMのレギュラーラジオ『AWESOME RADIO SHOW.』(毎週金曜12:00~)や、グループで『GENERATIONS高校TV』(AbemaTV 毎週日曜21:00~、テレビ朝日 毎週木曜深夜2:24~)に出演していますが、GENERATIONSで、昨年はドームツアーという僕の中での大きな夢をかなえさせていただいたので、今後はいつか「今年を代表するアーティスト」になりたいです。「すごくバズった」でもいいし、「公演数ナンバーワン」とか、なんでも良いので目指したいですね。その先駆けとして、2019年は「Jr. EXILE」としても活動していく中で、下のグループもどんどん活動していくと思うので、力を合わせて引っ張っていきたいと思いますし、皆さんの前で表現をする場所を今年はもっと増やしていければいいなと思います。3月に入りましたけど、まだまだ皆さんに発表できることもいっぱいありますし、僕個人としても今後まだ発表できることがどんどん増えていく予定なので、ぜひ楽しみにしてください。

――それだけ精力的に活動していくにあたって、ここで燃え尽きちゃうとダメですよね。

そう! 本当にそうなんですよ。なので、本当に『3年A組』さん、僕に区切りをつけさせてください(笑)

――これだけドラマにハマると、役者に挑戦していきたいという興味はありませんか?

そうですね。ライブの上で表現するとか、ミュージックビデオで表現するということもあるので、ドラマや映画といった場所での表現もしていきたいなとは思いますね。あと、メンバーがドラマや映画にどんどん出て、俳優さんや女優さんに輪が広がっていて、僕らも必然的にいろんな方とコミュニケーションをとらせていただく機会が多くなってるんですよ。そういう中に自分も入って何かできれば面白いなと思っているので、チャレンジしたいなと思っています。

――『GENERATIONS高校TV』も、普段は共演しない人たちと絡んだりしていますもんね。

そうですね。個人的な目標としては、『GENERATIONS高校TV』から1人で飛び出して、AbemaTVで違う番組をやって、もっと勉強したいなと思ってるんです。それを具現化できるように、頑張りたいと思います。ただ、根底にあるアーティストとしての活動はもっと大事にしていきたいので、ライブなど皆さんの目の前で同じ時間を共有するという機会を作っていきたいです。

――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、何か語り足りないことはありませんか?

そうですね……みんなで『3年A組』の応援上映とかやってみたいですね。この間、『3年A組』の公式Twitterが「嘘だろ」とツイートしたので、思わず皆さんに紛れて「えっ? なんですか」ってコメント返しました(笑)。3Aファンの皆さんと一緒の熱量でつぶやいてるんで、実際に共有できるイベントがあったらいいなと思いますね。

――最終話もリアルタイムで見られそうですか?

はい、見られると思います。見れなかったら、マネージャーさんに抗議します(笑)


●小森隼
1995年生まれ、三重県出身。GENERATIONS from EXILE TRIBEのパフォーマー。12年11月にシングル「BRAVE IT OUT」でデビューし、16年は初のアリーナツアーを開催。18年はベスト盤「BEST GENERATION」のリリース、中国大陸ツアー公演、初の単独ドームツアー 「GENERATIONS LIVE TOUR 2018 "UNITED JOURNEY」と活躍。現在、『AWESOME RADIO SHOW.』(TOKYO FM)、『GENERATIONS高校TV』(AbemaTV/テレビ朝日)にレギュラー出演し、『TOKYO HEADLINE』ウェブサイトで「小森の小言」を連載中。