監督大林宣彦、主演原田知世で映画化された森村桂さん原作の映画「天国にいちばん近い島」 が公開されてから35年目を迎える今年、このタイトルが、映画の舞台であるニューカレドニアの新しいキャッチコピーとして採用された。

  • 「天国にいちばんちかい島」商標登録へ - ニューカレドニア観光局

    記者会見に登壇したニューカレドニア観光局 局長 ジャン=マーク・モスラン氏、女優の奈緒さん、ニューカレドニア観光局 日本支局長 小早川薫氏

今回、ニューカレドニア観光局は、このキャッチフレーズを中心に据えてプロモーションを展開。「天国に一番近い島 ニューカレドニア」というキャッチフレーズを商標登録出願し、それを使った新しいブランドロゴを4つ作成、ニューカレドニアの新しいブランディングを行う。

新たなブランドロゴは、ニューカレドニアのシンボルである飛べない鳥「カグ―」と島のダイバー達の憧れであるブラックマンタのシルエットを「天国に一番近い島」のキャッチコピーと組み合わせたものになっている。ロゴ左側には、マングローブによって自然に出来た「ヴォーのハート」と呼ばれる絶景をイメージしたものも配置。それぞれ、用途に合わせて4つカラーを用意。用途に合わせて使い分けを行う。

  • 左上のロゴは、観光局が活用。キャッチは「南太平洋に浮かぶフランス」。右上は、ニューカレドニアの島々やビーチ、ラグーンを強調するときに活用。キャッチは「世界遺産の癒しの海へ」。左下は、主に自然や文化などを強調するとき活用。キャッチは「絶景に囲まれたアクティブリゾート」。右下は、食やライフスタイル、首都ヌメアの街並みなどを強調するときに活用。キャッチは「8時間半で行く大人のバカンス」

今回のブランドロゴの発表とあわせて、3月31日(日曜)の15時から、BS12 トゥエルビにて、「天国に一番近い島 NEXT TRiP ~ニューカレドニア編」を放送。さらに7月上旬には、発行部数60,000部の旅好き女子向けの雑誌aruco マガジンのブック・イン・ブックを発行するという。

2019年3月4日に開かれた記者会見には、ニューカレドニア観光局 局長 ジャン=マーク・モスラン氏、ニューカレドニア観光局 日本支局長 小早川薫氏が登壇。さらに、3月31日、日曜昼3時からBS12 トゥエルビで放送される「天国に一番近い島 NEXT TRiP ~ニューカレドニア編」で番組のナビゲーターを務める女優の奈緒さんも参加した。