マンダムは3月5日、就活生の身だしなみと態度に関する調査結果を発表した。調査時期は2018年12月、調査対象は30~60代の上場企業新卒採用担当者、有効回答は412人。

面接で重要なもの、「礼儀」と「清潔感」

  • 採用面接において、学生に求める要素で重要なものをお選びください。

学生の身だしなみ(身なり・服装・髪型・化粧)から受ける印象は選考にどの程度影響するか尋ねると、半数近い48.8%が「大いに影響する」と回答。「やや影響する」(44.4%)を合わせると「影響する」は93.2%に達し、新卒採用担当者の大多数が身だしなみを評価のポイントとしていることがわかった。

採用面接において、学生に求める要素で重要なものは、1位「礼儀(態度、言葉遣い)」(78.9%)、2位「清潔感」(74.0%)と、これら2点が7割を超えた。以下、3位「元気の良さ」(52.2%)、4位「素直さ」(51.9%)、5位「誠実さ」(47.6%)の順となった。

採用における学生との面接の際、清潔感の有無を判断するポイントのトップ2は、1位「髪型」(76.7%)、2位「服装」(72.3%)。次いで3位「髪色」(43.7%)、4位「靴・鞄」(41.5%)、5位は同率で「化粧(女性)」と「におい(体臭)」(各29.9%)と続いた。

学生の身だしなみで評価に影響する部分を質問すると、プラス評価、マイナス評価ともに1位「服装」(プラス評価79.1%、マイナス評価77.4%)、2位「髪型」(同73.1%、同64.8%)、3位「靴」(同48.3%、同51.7%)との結果になった。