バレーボール2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENの久光製薬スプリングス対日立リヴァーレ戦が2月16日、日立市池の川さくらアリーナで行われ、スプリングスがセットカウント3-1(25-12、23-25、25-22、25-20)で勝利を収めた。
第1セットは序盤に8連続得点をマークしたスプリングスが試合を終始有利に進め、大差をつけて先取。第2セットは中盤まで拮抗したゲーム展開だったが、終盤に渡邊久惠選手や上坂瑠子選手のアタックで得点を積み重ねたリヴァーレが奪い、セットカウントはタイに。続く第3セットは途中出場の加藤光選手のサーブから5連続ポイントをあげたスプリングスがものにした。そして迎えた第4セット、終盤まで一進一退の攻防が続いたが、最後はスプリングスが粘るリヴァーレを振り切り、勝利した。
この日は石井優希選手やフォルケ・アキンラデウォ選手といった主力メンバーを出場させることなく、若手主体のチーム構成だったが「若手選手の活躍が大きな勝因となった。夏場から強化を図り、ここまで継続して努力し続けてきたことが、結果として出た一戦だったと思う」と酒井新悟監督は胸を張った。
この試合でスプリングスはレギュラーラウンドの全日程を終了。東地区および西地区の全11チーム中トップである18勝2敗の勝ち点「52」という堂々たる成績で、上位8チームによる「ファイナル8」への進出が決まった。酒井監督は「レギュラーラウンドでの戦いを改めて振り返り、課題を修正し、良い準備をして挑みたい」と、早くも次のステージを見据えていた。
ファイナル8は3月2日に開幕し、3月24日まで行われる予定。