マイボイスコムは2月20日、第12回「くらしと節約に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査期間は2019年1月1~5日、有効回答は10~70代の個人10,542人。

  •  昨年経費を節約した理由

    昨年経費を節約した理由

2018年の生活について満足できた人(「非常に満足できた」「まあ満足できた」の合計)は全体の53.2%。男女別では、女性の方が男性より満足度はやや高かった。

昨年1年間に経費を節約した人(「かなり節約した」「まあ節約した」の合計)は52.5%。性年代別にみると、男性10~30代では「まったく節約しなかった」の割合が他の層より若干高かった。

経費を節約した理由を聞くと、「将来の生活に備えて」が39.2%で最多。次いで「収入が少ない・減った」が24.8%、「出費がかさむことがあった・支出が多かった」が18.2%となった。40代では「子供の教育費の確保」など、女性30代では「将来の生活に備えて」などが他の層より高かったほか、女性60・70代では「エコな生活・シンプルな生活をしたい」などがやや高かった。

今年節約を心がけようと思っている項目を尋ねると、「食料品(調理に使う食材など)」「外食」「公共料金(水道・ガス・電気など)」「菓子・デザート類」が各20%台で上位にランクイン。また「食料品(調理に使う食材など)」「菓子・デザート類」「衣料品(衣服・ファッション小物など)」などは、女性が男性を各13~15ポイント上回った。

直近2~3カ月の消費意識については、「節約はしつつ、ちょっとした贅沢も楽しむ」「必要なもの以外はなるべく買わないよう、我慢する」が各4割弱となった。