イラストレーターで俳優のリリー・フランキーが、10日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)で、SNSをやらない理由について語った。
俳優の佐藤二朗、向井理と様々な話題で盛り上がる中、ツイッターのフォロワー120万人以上をかかえる佐藤が、「俳優って芝居だけに没頭していたほうが硬派でカッコいい感じがする。ツイッターで嫁とか息子のこととか書かない方がミステリアスでいいと思うんだけど」と吐露。時には酒に酔って更新することもあるが、「どうしても演じることとは別腹に書くという欲求があって。やっぱり酔うとダメね。詰めが甘くなる」と後悔も口にした。
すると、リリーは「それで済んでいるから、もともと節度がある人なんだ」と指摘。「俺なんか、SNS一切やってないのは、酔ったら何を書きだすか分からないから」「その(炎上の)前から自分で防衛している。やらない」とSNSと距離を置く理由を伝え、「そうじゃなくてもさ、『なんちゅうLINEを送ってるの俺……』みたいなこともあるわけで」と周りに送っているメッセージからも、控える背景にあるようだ。
また、結婚の話題では、「そろそろちょっと考えたいですね。周りの人も亡くなっていくし、このままだと天涯孤独になっていきますからね」「(願望は)年々増えていきますよ」と結婚願望が芽生えている様子のリリー。「でも(樹木)希林さんが亡くなる直前に俺に言ってたね。『結婚は若い時にしなきゃダメ』『物事の分別がついたら、あんなもんはできないんだから』」と『万引き家族』で共演し昨年9月に亡くなった樹木希林さんの言葉を回顧。「でも、俺もちゃんと希林さんに言いましたよ。『何言ってるんですか、希林さん。俺はまだ分別ついてないですよ』」と当時のやりとりを伝え、笑いを誘っていた。