エアトリは2月6日、「インセンティブ旅行」に関する調査結果を発表した。調査は1月10日~13日、10代~70代の男女823名を対象にインターネットで行われた。
就業中もしくは退職済みの人に、勤め先で「インセンティブ旅行」の制度があったか聞いたところ 、8割以上の人が「いいえ」(85.3%)と回答した。
インセンティブ旅行の制度がある(あった)と回答した人の割合が多かった業種を調べた結果、「金融・保険」(33.3%)、「マスコミ・広告・デザイン」(31.3%)、「メーカー」(23.6%)が上位となった。
次に、インセンティブ旅行の行き先を調べたところ、81.6%が「海外」と回答。具体的な国・地域を聞いたところ、1位「ハワイ」(44.1%)、2位「アメリカ本土」(34.4%)、3位「グアム」(28.0%)が上位に。
一方、「国内」という人は48.2%。具体的な行き先としては、1位「北海道」「沖縄」(38.2%)、3位「東京都」(27.3%)という結果となった。
「インセンティブ旅行の制度があれば、仕事に対するモチベーションは上がると思いますか?」という質問をしたところ、7割以上の人が「上がる」と回答。特に、「とても上がる」と回答した女性(41.5%)の割合が男性(33.5%)を8ポイントも上回り、女性の方がモチベーションに響くことが伺えた。
最後に、「インセンティブ旅行」に関して意見を聞いたところ、「仕事に対する士気が上がる」といった意見がある一方で、「会社の人ではなく家族との旅行であればうれしい」といった意見や、「インセンティブ旅行に行ける部署が偏る」といった声も多く寄せられた。