ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)の完成披露試写会が行われ、出演者が登場した。
同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。
上映終了後、「『少年たち』映画と実演、スタート!」というかけ声から、SixTONES(ジェシー、京本大我、松村北斗、高地優吾、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)、なにわ男子(西畑大吾)、関西ジャニーズJr.(向井康二 ※現在はSnow Manとして活動、室龍太、正門良規、小島健)、Travis Japan(宮近海斗)、7 MEN 侍(中村嶺亜)、Hi Hi Jets(高橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(那須雄登、佐藤龍我、金指一世、藤井直樹、浮所飛貴、岩崎大昇)、5忍者(ヴァサイェガ渉、北川拓実、川崎皇輝、内村颯太、元木湧)、少年忍者(豊田陸人、村上真都ラウール、織山尚大、黒田光輝、久保田空輝、安嶋秀生、平塚翔馬、檜山光成、青木滉平、川崎星輝、瀧陽次朗、ブランデン、稲葉通陽、小田将聖、鈴木悠仁、田村海琉、山井飛翔、深田竜生、齋藤悠杏、長瀬結星)、ジャニーズJr.(手島麗央、嶋村法穏、大関荷風、有馬信平)、研修生(小山龍之介、高橋翔吾、久保廉)が登場し、サプライズLIVEを披露。大歓声で迎えられ、観客もスタンディングで盛り上がった。
また、深澤、田中、室がMCとなり、SixTONES、Snow Man、関西ジャニーズJr.によるトークが行われた。本木監督は「出来上がらないんじゃないかと思ってました。晴れてこの日を迎えられて嬉しく思っています」としみじみ。作中の冒頭のワンカメショーは一発OKだったというが、本木監督は「スタッフは2ヶ月で準備しました。みんな1発で覚えちゃうからすごい」と称賛した。
映画には、先輩である横山裕(関ジャニ∞)、戸塚祥太(A.B.C-Z)も出演するが、横山の話になると、渡辺と高地が崩れ落ちて思い出し笑い。うまく説明できない二人に代わり、田中が「横山くんが昔の囚人に襲われて足を怪我して、古傷が残ってるという設定で」「横山くんの撮影が終わったら、高地が『足大丈夫ですか?』て。そんぐらいの演技力だったの!」と、エピソードを披露する。高地は「台本を読み込めてなかった」と反省したものの、横山が「役やで」と返答したことを明かし、「『そんなに痛さが伝わったんだったらよかった』ってフォローしてくれて、本当に優しい先輩だなって、その夜、寝れなかった」と語った。
また戸塚については、舞台で共演していたという京本が、「2月の撮影の時は、その役がまだ決まってなくて。舞台中に『少年たち』の相談をめちゃくちゃしてて」「その時は戸塚くんも出ると思ってなかったけど、7月に撮影が再開したら戸塚くんとのシーンで、向かい合って、穏やかな優しい雰囲気にすごい包まれて、とてもやりやすかったです」と振り返った。
最後には、「世代を超えて色々な人に愛される作品になれば」(岩本)、「ハッシュタグ #少年たちエモい で拡散していただければ」(西畑)、「今こうして歴が長く、CDデビューなどをしなくても作品ができることを嬉しく思っているので、今後もどうぞよろしくお願いします」(ジェシー)と挨拶。さらに終わりを惜しむ観客に、室の「どうする? 延長する?」の一声から、1曲「勇気100%」を全員で歌って踊り、最後までサプライズとなった。
サプライズ LIVE
・君にこの歌を
・若者たち
・ABC
・INST(ローラー)
・僕らはMysterious
・HiB HiB Dream
・JAPONICA STYLE
・VI Guys Snow Man
・Happy
・夢のHollywood×SAMURAI
・Day Breaker
・勇気100%(トーク終了後)