JR九州は24日、九州新幹線の車内販売の利用が年々減少傾向にあり、駅構内などでの購入機会が拡大していることを受け、3月15日をもって九州新幹線全列車の車内販売とグリーン車サービスを終了すると発表した。

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2017年度、九州新幹線の車内販売売上げは全線開業以降のピーク時と比べて3割強の減少となっており、九州新幹線の全駅に食べ物・飲み物を購入できる店舗もあることから、車内販売の終了を決めたとのこと。グリーン車サービス(飴とおしぼりのサービス)も終了となり、3月16日以降はグリーン車車内にブランケットを常備する。

九州新幹線の車内販売とグリーン車サービス終了に関して、駅でのポスター掲出やホームページなどで案内を行っていくとしている。なお、JR九州のD&S列車では引き続き、客室乗務員による車内販売を実施する。