京浜急行電鉄と養老鉄道は21日から「京急と養老をつなぐキャンペーン」を開始し、両社でさまざまなイベントを展開する。期間中、両社をつなぐスタンプラリーや記念ヘッドマークの掲出などを行い、相互誘客やキャンペーンの周知を図る。
1月21日に開業120周年を迎える京急電鉄と、4月27日に全通100周年を迎える養老鉄道は、ともに明治・大正期の実業家、立川勇次郎によって創設されたという共通点を持つ。キャンペーンを通して関東地方と中部地方をつなげるとともに、電気鉄道の発展に大きな影響を与えた立川の業績を広く知ってもらおうと企画された。
第1弾として、両社の駅をめぐるスタンプラリーを1月21日から5月19日まで実施。京急電鉄の川崎大師駅・日ノ出町駅・新逗子駅(南口)、養老鉄道の大垣駅・養老駅・多度駅にスタンプを設置し、すべてのスタンプ(6個)を集めた人に景品としてオリジナル2wayショルダートートバッグ(先着400名)とオリジナルピンバッジ(抽選100名)を用意する。スタンプ3・4個を集めた人にもそれぞれ景品があり、参加賞(オリジナル缶バッジ先着5,000名)も用意される。
同じく1月21日から、京急電鉄6071編成と養老鉄道D02編成で共通の記念ヘッドマークを掲出。キャンペーンが終了する8月16日まで掲出予定とされている。今後も両社はイベントを予定しており、詳細が決まり次第、発表するとしている。