JR九州筑豊篠栗鉄道事業部と、北九州市から日田市までの7市町村で運営する日田彦山線活性化推進沿線自治体連絡会は16日、「SL人吉」の客車で小倉~添田間を往復する日帰りツアーを企画し、2月9日に実施すると発表した。

  • 「SL人吉」の客車がディーゼル機関車DE10形に牽引され、日田彦山線を走行する

今回の日帰りツアーは、各市町村の観光PRや地元の人々によるおもてなしイベントが行われる1日限りの特別なツアーとされている。「SL人吉」の客車の前後にディーゼル機関車DE10形を1両ずつ連結し、小倉~添田間を往復。添田駅から日田市大鶴まで、添田町「道の駅歓遊舎ひこさん」や日田市「井上酒造」を経由するバスの旅となる。

昼食は川崎町の「ラピュタファーム」でランチ「筑豊の美しい風景」を提供するほか、採銅所駅と「道の駅歓遊舎ひこさん」では沿線自治体による旬の特産品を販売。井上酒造では酒造の見学・試飲・販売が行われる。添田駅では沿線の特産品が当たる抽選会や、乗車した人全員に沿線自治体からお土産も用意されている。

  • ツアーチラシ

ツアーの出発日は2月9日で、小倉駅10時2分発・17時13分着。募集人員は120名。旅行代金は小倉駅・城野駅発で大人8,800円・小人7,400円。ツアーの申込みは、JR九州営業部法人旅行センターが1月17~31日の期間に電話にて受け付け、定員になり次第、締切となる。