グローバルウェイはこのほど、「営業職の残業が少ない企業ランキング」を明らかにした。同調査は2017年4月1日~2018年3月31日、同社運営のサイト「キャリコネ」ユーザーから10件以上の評価が寄せられた企業を対象にしたもの。

  • 営業職の残業が少ない企業ランキング

    営業職の残業が少ない企業ランキング

今回は「営業」のユーザーが投稿したデータをもとに、残業時間が短い順にランキング化した。ランキングの「残業時間」とは、キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員が投稿した残業時間から算出したデータとなる。

残業が少ない企業の1位は「リコージャパン」(残業10.5時間/月)だった。「残業については平均月5時間程度。残業をする場合は上司に事前申請をする形となる」(法人営業/30代前半男性)、「残業は少ない。水曜日は全社早帰り」(代理店営業/30代前半男性)といった口コミが寄せられている。

2位は「日本郵便」(残業10.8時間/月)がランクインした。「ほぼ定時で仕事を終わることができ、有休消化率100パーセント」(カウンターセールス/30代前半男性)、「残業や休日出勤はほとんどありませんのでプライベートな時間は確保しやすい」(カウンターセールス/20代前半女性)などのコメントが挙がっている。

3位は「日本生命保険」(残業16.5時間/月)だった。ユーザーからは「自分でスケジュールを管理するので残業、休日出勤も自由」(営業/20代前半女性)という口コミが寄せられている。営業は結果主義だが、ノルマをクリアできれば自由にスケジュール管理できるという声が多かった。

4位にランクインしたのは「大和証券」(残業17.3時間/月)だった。「勤務時間は厳しくチェックされているため、遅くまで残ることはありません」(ルートセールス/20代前半男性)など、組織が一体となって従業員の残業を減らす取り組みをしていることを評価する声もあった。

5位は「三菱UFJ銀行」(残業20.8時間/月)となった。「普段から時間に関してはきっちりと管理されている」(法人営業/20代後半男性)、「残業に関しては非常に厳しくなってきて、営業店は19時~20時には帰れる」(営業/20代後半女性)などのコメントが寄せられた。