アポプラスステーションは1月10日、運営するママ薬剤師・男性薬剤師専門の転職サイト「ママ薬(ヤク)」「オレ薬(ヤク)」の合同企画として、「あなたはどっち? 好年収薬剤師or高年収薬剤」を両サイトにて同時公開した。

  • 都道府県の薬剤師平均年収

    都道府県の薬剤師平均年収

都道府県別の薬剤師の平均年収を調べたところ、最も高かったのは「奈良県」の777万円。以下、2位「静岡県」が684万円、3位「青森県」が670万円、4位「栃木県」が655万円、5位「島根県」が648万円と続いたが、1位と2位の差は100万円近くあることがわかった。同調査では「薬学部や薬科大学がない地域や小規模の薬局が多い地域では薬剤師不足となっている傾向が高く、比較的高年収になりやすいようだ」と分析している。

一方、平均年収が最も低かったのは「三重県」の437万円で、1位の奈良県と比べると340万円もの差が開いた。次いで「宮城県」が471万円、「茨城県」が473万円、「石川県」が477万円、「徳島県」が478万円となった。

性年代別にみると、20代では男性408万円、女性417万円と、ほとんど差はなかったものの、30代になると男性616万円、女性516万円と、男女で100万円の差が開いた。男性は40代がピークで704万円、女性は50代がピークで604万円と、ここでも100万円の差があった。同調査では「勤務形態や労働時間の違いが大きく影響している」と分析している。