俳優の柄本佑が、広瀬すずがヒロインを務める2019年前期NHK連続テレビ小説『なつぞら』(4月1日スタート、毎週月~土曜8:00~)に出演することが7日、明らかになった。妻で女優の安藤サクラは現在放送中の『まんぷく』のヒロインを務めており、“朝ドラ夫婦リレー”となる。

『なつぞら』新キャスト、柄本佑

柄本佑

NHK連続テレビ小説100作目となる『なつぞら』は、戦争で両親を失った少女・奥原なつ(広瀬)が、北海道・十勝の大自然と開拓者精神あふれた大人たちの中でたくましく育ち、そこで育まれた想像力と開拓者精神を生かしてアニメーションの世界にチャレンジしていく姿を描くドラマ。脚本家・大森寿美男氏によるオリジナル作品となる。

このたび、北海道十勝編の新たな出演者7人が発表され、十勝農業高校の演劇部の顧問・倉田隆一役に柄本佑が決定。自ら脚本も書く、演劇にものすごい情熱を注ぐ熱い男で、理屈っぽい難しい発言が多く、なつを悩ませることもしばしばだが、その言葉がなつの問題解決のヒントとなる役どころだ。

柄本は「倉田先生は『魂』という言葉が好きです。そんなパッションにあふれた先生をやらせていただくことは、楽しくも、難しかったです。どうすればパッションにあふれるのか?そんなことを考えながら頑張りました。よろしくお願いします」とコメントしている。

柄本のほか、帯広の菓子店・雪月の店主・雪之助(安田顕)の妻・小畑妙子役に仙道敦子、柴田家の次女・柴田明美役に平尾菜々花、十勝農業高校に通うなつの仲良しなクラスメイト・居村良子役に富田望生、なつに絵を描くことを教えてくれた天陽の兄・山田陽平役に犬飼貴丈、十勝の深い森に住み、木彫りの熊など民芸品を作って暮らしている阿川弥市郎役に中原丈雄、弥市郎のひとり娘・阿川砂良役に北乃きいが決定した。

(C)NHK