アイドルグループ・King & Princeが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第69回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加。リハーサル後の取材で、それぞれ今年を漢字で表現した。

  • King & Prince

    King & Princeの高橋海人、岸優太、平野紫耀、永瀬廉、神宮寺勇太(左から)

今年5月23日にシングル「シンデレラガール」でデビューしたKing & Prince。デビュー1年目で紅白出場の切符をつかんだ。パニック障害で病気休養中の岩橋玄樹を除く、平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太の5人で出場する。

リハーサル後の囲み取材で、それぞれ今年を漢字一文字で表現。平野は「懐」と答え、「デビューしてからいろんなバラエティや歌番組やドラマに出させていただいて、いろんな人の懐からいろんな技術を泥棒のように盗んできました」と説明し、それでも「自分の懐はまだアキアキです。ギガ数でいうとまだ1ギガも埋まってないくらいスカスカですね」と話して笑いを誘った。

また、一番印象に残っている懐に入った人を聞かれると、お笑いタレントの明石家さんまと答え、『明石家紅白!』での共演を振り返って「台本にないこともしゃべっていたり、会話を楽しんでいらっしゃるなと。お仕事ではない感覚というか、そういうのもすごい勉強になりました」と話した。

神宮寺は「挑戦の“挑”。いろんな挑戦をした」、岸は「肥大の“肥”。いろいろ経験させていただいたので、それを飲み込んでグループとして個人として肥大していく。芸の肥やしもつけたいです」、永瀬は「“人”。デビューしていろんな人に出会って、たくさんの人に知っていただいて、たくさんの人に支えられたと感じたので」、高橋は「“華”。華やかなデビューをさせてもらって、きらびやかな日々で充実していたので」とそれぞれ語った。

今年のテーマは「夢を歌おう」。2016年の第67回から2019年の第70回までの4年間、同じテーマで、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて“歌の力”で夢を応援していく。総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良と同局の桑子真帆アナウンサーが2年連続で務め、紅組司会は広瀬すず、白組司会は嵐の櫻井翔。昨年は白組が勝利し、通算成績は紅組31勝、白組37勝となっている。

(C)宮川朋久