サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート『ヘルシーでダイエット向き! 日本のジビエ(いのしし)に注目! 』を公開した。

  • 2019年の干支「猪」はヘルシー!?

    2019年の干支「猪」はヘルシー!?

「ジビエ(狩猟肉)」とは、狩猟によって捕獲された食材として、野生の鳥獣を指すフランス語のこと。日本のジビエでは鹿や熊、真鴨、きじ、猪(いのしし)などが挙げられる。日本国内で捕獲され流通販売されているジビエは、猪と鹿でほとんどが占められているとのこと。

ジビエは「肉が硬くくさみがある」「くせがある」などの理由で苦手に感じる人も少なくないが、下処理や調理方法によってとてもおいしくなるという。人の手で育てられた畜産の肉よりも、脂肪が少なく栄養価が高いものが多いため、ダイエットにも適しているとのこと。

  • ジビエは下処理や調理方法によって美味しく食べられる

    ジビエは下処理や調理方法によっておいしく食べられる

猪は、縄文時代の遺跡から焼けた骨が発掘されるなど、昔から食糧として身近な存在であった。猪を家畜化した動物は豚であるため、猪肉と豚肉のカロリーや脂肪分はほぼ同じとのこと。

しかし、造血に必要なビタミンB12は3.4倍、エネルギーの代謝に必要なビタミンB2、B6は、豚肉の1.3倍含まれているという。美肌に欠かせないコラーゲンも多く含まれているとのこと。

特に豊富なのが鉄分で、豚の4.2倍含まれている。鉄不足になると基礎代謝が低下するため、同じ食事量でも太りやすく、運動をしてもやせにくい体になってしまう。体内で熱を産生する力も低下するので、むくみの原因ともされる冷え性にもなりやすいとしている。

猪肉の味は豚肉に近く、より味が濃厚で脂っこくないのが特徴だという。猪肉特有のにおいが苦手という人もいるが、きちんと下処理をされたものであれば、まったく気にならないとのこと。カレー、ワイン煮込み、シチュー、鍋、焼肉などに適しているという。

鹿肉は他の肉類と比べて脂肪が非常に少ないため、ヘルシーな肉として関心を集めているとのこと。味の面で似ている牛肉と比較すると、カロリーは半分以下、タンパク質は1.3倍、ビタミンB2は2倍、B6は1.6倍、鉄は1.7倍も多く含まれている。臭みも気にならず、色々な調理方法で気軽に楽しめるという。

詳しくはmicrodiet.netの最新の記事『ヘルシーでダイエット向き! 日本のジビエ(いのしし)に注目! 』で解説している。