伊予鉄道は25日、低床式の新型車両5000形を2両追加導入し、4両体制にすると発表した。今回導入する2両は1月上旬から営業運転を開始する。

  • 伊予鉄道の新型車両5000形イメージ

5000形は低床バリアフリー型車両として2017年に登場。未来をイメージした流線形のデザインとし、「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」として実施しているオレンジ色のカラーリングにより、愛媛らしさも表現している。

通路幅は従来車両(2100形)より24cm拡幅し、定員も従来より13人多い60人に増えた。「えひめ Free Wi-Fi」の導入や行先表示の英語表記、英語車内アナウンスにより、外国人観光客にも対応。車内デジタルサイネージ導入により中吊り広告を廃止し、広々とした印象を与える車内空間を創出した。回生ブレーキの採用や、照明のLED化により、環境負荷の低減も図った。