TBSで12月29日に放送されるバラエティ特番『爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2018』(18:30~21:00)。このたび、人気企画「ご長寿早押しクイズ」のMCを企画スタート時から務めてきた鈴木史朗(80)が“殿堂入り”し、TBSの山本匠晃アナウンサー(34)にバトンタッチすることが明らかになった。

  • 山本匠晃アナ(左)と鈴木史朗

    山本匠晃アナ(左)と鈴木史朗

2016年末に14年ぶりに復活した『さんまのスーパーからくりTV』の人気コーナー「ご長寿早押しクイズ」。日本中を大爆笑の渦に巻き込み大好評で、今年は復活から3回目の放送となる。今年も番組スタッフがパワフルなご長寿を日本全国で総力取材。その数なんと約5,000人とのこと。

「ご長寿早押しクイズ」の企画が誕生した1994年から、レギュラー番組での放送が終了した2008年まで特番も含め14年間司会を務めてきたのが、言わば“ご長寿マスター”の鈴木史朗。今年傘寿を迎え、自身も“ご長寿”となった鈴木がこのたび殿堂入りすることが決定した。これまで数々のご長寿の迷&珍解答をかわし名司会ぶりを発揮してきた鈴木。収録回数はなんと388回にわたる。

後任には、この番組の進行も務めている山本匠晃アナが決定。大先輩である鈴木とは実に46歳差。“ご長寿アナ”から“孫アナ”へのバトンタッチとなる。鈴木からのメッセージに、「自分には到底早い・・・」と恐縮する山本アナだが、はたしてこの大役を無事務めることができるのか!? パワフルなご長寿たちと新任・山本アナとのやりとりに注目だ。

■鈴木史朗コメント
山本アナへ
「ご長寿早押しクイズ」は「素晴らしく楽しい」の一言ですが、収録からオンエアまでは「素晴らしく大変」な番組です。私も10年以上388回収録、本番をやってきましたが、収録ロケは関東地方一都六県全てと、南は九州、北は東北まで行きました。スタッフの苦労は大変だったと思います。その甲斐あって、全国的に大変な人気番組になりました。この素晴らしい番組を、さらに良くするために頑張ってくれることを期待しています。
「ご長寿早押しクイズ」を愛する先輩より。
鈴木史朗 拝

■山本匠晃アナコメント
「ご長寿早押しクイズ」が始まったのが、私が10才の頃で。大大大先輩の鈴木史朗さんが(司会を)14年務められて。鈴木史朗さんにしか不可能な進行ぶりをずっと目にしてきたので、自分には到底早い大役を仰せつかった感じがいたします。
過去の回の中でも印象的だったのは、あるご長寿がボタンと間違えて湯飲みを押したことがありまして。その時に鈴木史朗先輩が何でもないことかのように「それじゃない」とコンパクトかつ的確な、史朗さんにしかできない切れ味あるツッコミをされまして(笑)。その対応に「自分はこんなこと絶対言えない。すごい!」としびれました。
(今回司会をしてみて)大大大先輩の鈴木史朗さんの背中を見ていたので、先輩のようにはいかないなと思いました。想像もつかないような皆さんのご解答と、単なるクイズだけじゃなく、時にご長寿に人生の先輩として教わるものがあったり。やり取りがかみ合わずご迷惑をかけることもあったのですが・・・。進行なのに笑いがこらえられず進行できなくなったりもしました。鈴木史朗大先輩はご長寿の皆さんに丁寧に、でも切れ味鋭く突っ込みをなさっていたと思うのですが、私は(ご長寿から)時に「司会者不合格」と言われたり、逆にご指摘をいただいたりだとか・・・。祖父祖母の世代の皆さんですので、進行を一生懸命しながら教えを請い、これからもご長寿の皆さんに育てていただけたらと思います(笑)。
(鈴木からのメッセージを受けて)プレッシャーを感じます(笑)。まだ11年目の後輩に向けてご丁寧なメッセージをくださっただけでもうれしく光栄に思いますし、10年以上388回、非常に重みのある数字だなと改めて思います。
進行役として、全国各地にこれだけ元気でチャーミングで魅力的なご長寿の皆さんがいるんだということを届けられたらと思います。私は黒子に徹しますが、ご長寿のみなさん同士の、グルーヴ感、独特のやり取り、素敵なご長寿の皆さんにご注目ください!

  • 『爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2018』

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