俳優の田中圭が24時間生出演するインターネットテレビ局・AbemaTVの特別番組『田中圭24時間テレビ』が15日21時にスタートし、“24時間耐久ドラマ製作”に挑戦している。

  • 『田中圭24時間テレビ』

    『田中圭24時間テレビ』

同番組は、田中が本人役として出演し、24時間の生放送の間にさまざまな方をゲストに迎えて、1本のドラマを作り上げていくというもの。田中と共にドラマ作りに挑戦するキャストは総勢30人以上を予定しており、放送開始時点までの解禁キャストは27人。それぞれのキャストの方たちが何役でどのシーンに登場するのかは、田中本人は生配信の中で初めて知っていくことになる。

「みなさん、こんばんは。田中圭です」「カメラは止まらない!24時間田中圭テレビ!」と叫んで24時間にわたる生配信がスタート。緊張のあまり間違ってしまうというハプニングで幕が開けた。前日に寝溜めしようと思ったものの緊張で6時間程度しか眠れなかったそうで、「今も若干震えています。メイクをされているだけで脇汗もハンパなかった。スタッフの数が500人以上だと聞いて驚きました。カメラも7台もあるんですよ!」とプレッシャーを吐露しつつ、「壮大過ぎて本当にすごいと思いますが、改めてやらせてもらえるということに燃えてきました!」「お腹が痛くなったり、もう嫌だなと、緊張が凄かったんですが、オープニングからタイトル間違えたのでもう怖いものはないです!(笑)」とやる気十分な意気込みを語った。

記念すべき1人目のキャストとして登場したのは、テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』で田中と共演した俳優の吉田鋼太郎。田中は、「お芝居に対しての表現の仕方、感覚が本当にカッコいいんです。鋼太郎さんのような年の重ね方をしたい」と話し、尊敬する先輩だという吉田だが、「生放送だからちょっと感じを変えようと思って、さっき楽屋に来てセリフを憶えた。つまり、あんまり憶えてない。アドリブなんて出す余裕はないですよ(笑)」と茶目っ気たっぷりに明かす場面も。

ドラマパートは、スーツ姿の田中が見知らぬ部屋のソファで目を覚まし、“おじさん”こと吉田から、田中の唇に1億円の懸賞金がかけられていることを知らされるという設定で撮影がスタート。カメラアングルを変えて、何カットも繰り返し撮影する様子もそのまま全て生配信し、普段はなかなか見ることができない映像となった。また、冒頭シーンで、田中の寝顔のアップが映ると視聴者コメントは一気盛り上がりをみせ、さらに、吉田鋼太郎さんとの距離が近いアドリブの“いちゃつき”に「距離が近いよ!」「ぶちょとはるた~~ん!」「最高の2人」などと歓喜の声が上がった。

1シーン目の本番撮影を無事に終えた田中は、一気に温まってきたようで、「オープングアクトが鋼太郎さんでよかったです。緊張がむちゃくちゃほぐれました!」と満面の笑みで答えました。一方、吉田は、「圭と芝居をしていると安心できるなと改めて確認した。すごい!俳優の基礎が完全に出来てる!」と大絶賛。「役者の全てが試される企画だと思う。いまらから吉田羊に電話してヤバいぞと伝えないと。(笑)」「陰ながら応援しているので頑張って!」とエールを送った。

番組自体の企画・演出を手掛けるのは、『芸人交換日記』『僕だってヒーローになりたかった』など、過去に田中圭主演の舞台を一緒に作り上げてきた放送作家の鈴木おさむ氏。また、『踊る大捜査線』シリーズや映画『亜人』で知られる本広克行氏、さらに映画『カメラを止めるな!』で監督を務めた上田慎一郎氏も共に監督を務める。さらにドラマ部分では、鈴木おさむ氏と漫画家の東村アキコ氏が共同脚本を担当する。

  • 『田中圭24時間テレビ』
  • 『田中圭24時間テレビ』
  • 『田中圭24時間テレビ』
  • 『田中圭24時間テレビ』
  • 『田中圭24時間テレビ』
  • 『田中圭24時間テレビ』
  • 『田中圭24時間テレビ』
  • 『田中圭24時間テレビ』

(C)AbemaTV