ヴォーカーズは12月13日、「2018年『Vorkers有給消化率レポート』」を発表した。同調査は、同社運営のサイト「Vorkers」に投稿された、回答時現職社員による有給消化率17万2,307件のデータを年次で集計し、平均の推移を調査したもの。集計期間は2012年1月~2018年12月。
2018年の平均有給消化率は51%。残業時間が減少し始めた2014年から5年連続で上昇し、今回はじめて5割を超えた。
業界別にみると、最も高かったのは「消費者金融、事業者金融」業界の76.7%だった。社員からは、「有給は月1なら比較的取得しやすい。かつリフレッシュ休暇も5日間いただけて、契約社員も対象なので長期休みも取れる」「月に1回必ず消化しましょうという風習が定着しているようで、有給届が出ていないと、上司が次回の有給はいつ取得するのだねと聞いてくれます」といった声が寄せられた。
次いで、「バイオ関連」(72.7%)、「通信、ISP、データセンター」(72.5%)、「自動車、自動車部品、輸送機器」(65.8%)、「コールセンター、業務請負」(65.2%)、「投信投資顧問」(63.1%)と続き、最も有給消化率が低かった業界は「フードサービス、飲業」(24.1%)だった。