NEXERは12月5日、Kyashと共同で実施した「ポイントカードに関するアンケート」の結果を発表した。調査期間は6月11~14日、有効回答は1,857人。

保有枚数、「4枚以内」が過半数

  • ポイントを貯める及び使う上で不便に感じていることをすべてお答えください。

保有しているポイントカードの枚数を尋ねると、「1~2枚」が29.5%、次いで「3~4枚」が27.1%となり、4枚以内の人が56.6%を占めた。一方、「10枚以上」という人も10.3%いた。

貯めているポイントカードの還元率を把握しているかとの問いに対しては、「だいたい把握している」が48.0%、「全部把握している」が16.2%となり、計64.2%が不完全ながらも「把握している」と答えた。他方、「ほとんど把握していない」は21.6%、「全く把握していない」は14.2%で、計35.8%が還元率を正確に「把握していない」ことがわかった。

ポイントを貯める・使う上で不便に感じていることを聞くと、「有効期限があり消滅する」が35.8%でトップ。以下、「複数のポイント管理が大変」が31.1%、「使える場所が限られている」が25.6%、「還元率がわかりにくい」が23.3%、「一定ポイントが貯まらないと使えない」が21.5%と続いた。

同調査では「せっかく貯めたポイントを無駄にしたり、ポイントカードの管理に苦労したりなど、ポイントカードの利便性は決して高いとは言えないようだ」と分析している。