タレントのマツコ・デラックスが出演する日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)では、きょう1日の放送で、有名なデカ盛りレストランと中継を結ぶ。

  • 『マツコ会議』12月1日の放送より=日本テレビ提供

今回は、鳥取で40年続いてきたデカ盛りで有名なレストラン「べるしい」が閉店するその瞬間から中継。外では入店を待つ30人以上が長蛇の列を成しており、11時オープンにもかかわらず、朝の9時から並んだ客もいたという。

店に入ると、早速名物のデカ盛りピラフ(4.5合=1.5kg)が運ばれてきたところで、そのビジュアルにスタジオでは思わず驚きの声が。調理中の厨房をのぞいてみると、マスターはせわしなく調理中で、聞けばほとんど1人で料理を作っているのだという。

そのデカ盛りピラフを食べるのは、地元相撲部の高校生で、ピラフの大盛りは軽く食べられるとのこと。大きい体に、かわいらしい顔の相撲部員をマツコはいたく気に入り、「食べてるところ見せて!」とお願いすると、豪快な食べっぷりに、「いいね~、いいね~!」とご満悦だ。

さらに、もう1人の高校生が待っているのは、スペシャルカツカレーの大盛り。ご飯6合に、カツとルーも合わせると総量4.2kgながら、1,250円というリーズナブルな価格のため、お腹いっぱいになりたいときに、この店に食べに来ていたという高校生にマツコも納得する。

マスターにデカ盛りを出すようになった経緯を尋ねてみると、とあるお金がない高校生の、もっと食べたいという要望に応えたところ、他の高校生たちに口コミで話題になり、いつしかデカ盛りのお店として有名になったのだとか。マツコも「それで40年やられたんだからスゴイわよ!」と感心し、前日も深夜まで営業していてあまり寝ていないというマスターに、「お疲れさまです」とねぎらう。

閉店日ということでマスターの家族も駆けつけ、今まで言えなかった感謝の気持ちを伝えると、マスターよりもスタジオのスタッフたちが号泣する場面も。他にも、40年前から親子3世代で通う美人親子や、地元の社会人プロレスラーなど、個性的な人々に惜しまれつつ閉店を迎える様子を完全中継する。