俳優の志尊淳が24日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店でセカンド写真集『23』(ワニブックス)の発売記念イベントを開催し、イベント前に囲み取材に応じた。
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志尊淳
4年ぶりの写真集となった『23』は、志尊が初めて訪れたハワイが舞台。初挑戦のサーフィン、大自然に囲まれてのリラックスした表情、これまでにない男らしい色気をまとった夜のダウンタウンなど、23歳の等身大の素顔を収めた。また、これまでの役者人生を掘り下げたロングインタビューも掲載している。
志尊は「今回、写真集を出すこと自体にすごく抵抗があって、自分の写真だけで1冊が完成するものに対して疑念を抱いていた」と写真集に抱いた疑念を明かし、「その中で『やりたいことをやらせてあげる』って言っていただいたので、半分セルフプロデュースという形で、衣装やロケーション、写真のレイアウトだったり、構成にも携わらせていただいた」と説明した。
初めて訪れたハワイについては「有名な場所というより地元の人だから知っているようなロケーションをたくさん集めていただいて、いろんな空気を感じられました」とのこと。ダウンタウンで撮影した昼と夜の写真がお気に入りだそうで、「海外に旅行に行くときに必ず訪れるのがダウンタウン。ダウンタウンはその土地を感じられる場所だと思っている」と話し、「昼と夜でまったく違う街並みになって、その街並みの空気に合わせてスタイリングもしていただいて、対極にある写真が撮れた」と語った。
ハワイで車を運転したことも明かし、「交通ルールも全然違う中で運転してロケ現場まで自分で行ったのが、土地を感じられる瞬間になりました」と振り返り、「左ハンドルでしたし、ルールを理解しながらやるのが怖かったですけど、いつもと違う街並みを感じながら運転できるのは楽しかったです」と話した。
また、1st写真集からの4年間での変化を聞かれると、「自分自身変わったということはそんなにないと思うんですが、周りの環境が変わったというのはすごい感じています」と告白。「たくさんの仕事に携わらせていただいてる中で出会う人だったり、4年前よりたくさんの方に認知していただいたなという実感がある中で、責任を持って今まで以上にやっていかないといけないなということでは変わった」と打ち明けた。
さらに、来年の抱負を聞かれると「デビューして8年目になるんですが、毎年目標を聞かれてもわからないというか、先が見えない。逆に先が見えないことを楽しみに過ごしていることがある。だから、仕事に対する取り組みは変えずに、来年どうなるかというのを楽しめたらと思います」と答えた。
