エン・ジャパンは11月8日、「エン転職」利用者を対象とした「転職活動」に関する調査結果を発表した。調査期間は 2018年9月26日~10月28日、有効回答は1万663人(転職経験者7,130人)。
在職中に転職活動を行うか尋ねたところ、86%が「在職中に転職活動を行う」と回答。理由としては、「次の会社を事前に決めておくほうが、経済面でも安心できる。また、転職先に必要なスキルなどを前もって勉強する時間がとれる」(35歳女性)といった声が寄せられた。
転職経験がある人は全体の67%。転職活動で実際にかかった時間を聞くと、「1~3カ月」が52%と最も多く、次いで「1カ月以内」が21%、「4~6カ月」が17%、「6カ月以上」が10%と続いた。年代別では、20代は8割以上が「3カ月以内」(1カ月以内29%、1~3カ月53%)と答えた。
転職活動で困ることは、1位「自分のアピールポイントがわからない」(43%)、2位「自分の適性がわからない」(43%)、3位「自分のやりたいことがわからない」(39%)、4位「金銭面で負担がかかる」(34%)、5位「面接のスケジュール調整」(23%)。年代別にみると、20代は上位3項目の回答割合が多く、いずれも5割を超えた。
転職活動で困った時の解決法としては、「転職経験のある先輩や、転職活動中の友人に、転職活動の進め方や決まるまでの期間、自分に合った仕事の探し方などの話を聞いた。体験談なのでわかりやすく、安心感もあった」(25歳女性)、「前職の経験を整理して、PRする際の順番を業種によって入れ替える。企業が求める経験が一番印象に残る内容にした」(27歳男性)などのエピソードが寄せられた。