JR北海道釧路支社は18日、花咲線(根室本線釧路~根室間)で使用しているキハ54形(1両)にラッピングを施し、「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」として11月1日から運行開始すると発表した。

  • 「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」のデザイン

花咲線では今年6月から、沿線住民とともに普通列車を観光列車にする取組み「花咲線利用促進PR」を開始しており、今回のラッピング列車はこの活動と連携して実施される。車体の両面で異なる配色のデザインとし、見る側によって2度楽しめるラッピングに。片面は花咲線の花を赤で表し、反対側は冬の雪の白をモチーフとしている。

11月1日の釧路駅11時12分発、根室行の快速「ノサップ」から運行を開始し、運行初日の11月1日は10時40分から出発式を開催。釧路駅2番線ホームにて主催者挨拶やテープカット、出発合図などを行うとのこと。その後は釧路エリア(花咲線・釧網本線など)の通常の普通列車として、2021年3月末まで運行を予定している。