米ニューヨークを拠点に活動中のお笑いコンビ・ピースの綾部祐二と、モデルの森星が、11月20日より世界190カ国で配信される動画配信サービス・Netflixのオリジナル料理バトル番組『ファイナル・テーブル』に出演することが16日、わかった。
同番組は、15カ国から集まった料理人24名がペアを組み、9名からなる食のエリート集団“ファイナル・テーブル”の最後の一席を目指して競い合うグローバルな料理バトルショー。 様々な国から国際色豊かなシェフたちが出場し、毎回、メキシコ、スペイン、ブラジル、日本、インドなど、出題される国を代表する料理・食材をテーマにその腕を競う、“世界版料理の鉄人”ともいえる番組だ。
毎回、テーマとなる国の著名人、美食家、料理評論家、そしてミシュランレストランシェフを含む各国屈指の料理人が、審査するスペシャルアンバサダーとして登場。日本の回では、ハリウッドスターになるため昨年10月からニューヨークに活動拠点を移した綾部と、モデルとして国内外で活躍中の森、そして料理評論家の片山晶子がスペシャルアンバサダーを務める。
渡米1カ月で番組に出演していた綾部は「何で英語も話せない自分が…」とビッグオファーに戸惑いつつも、一人ずつに与えられる専用のトレーラー(控室)、豪華すぎる楽屋には「ラグジュアリー過ぎるだろう!」と興奮を隠せない様子。本番では、ラーメンを食べるジェスチャーで笑わせたり、話が弾んだシェフとエールを送りあうなどして観客から拍手喝采を浴びるなど、コメディアンとしての存在感を発揮した。
世界デビューといえるこの大仕事に、綾部は「料理番組の審査員という形だったので、僕自身が何かネタとかをした訳ではないですが、アメリカの番組に出ている以上、世界デビューした事に変わりないので、最高でした」と喜びのコメント。自分の出演シーンの見どころについては「とりあえず英語が一人だけ喋れず、ノリだけでやっていますのでそれ以上の事はないです(笑)」と語り、「とにかくセットのスケールが違います、かかってる費用も半端じゃないと思います。でもノリだけで同じことを何回も言う“かぶせ”はごっそりカットされていたので、やはりノリだけでは乗りきれないところは日本のバラエティと一緒でした。反省しています」と反省も。
森は「Netflixの食の番組は私も大好きだったので、実際にその場に立ち会えるチャンスがあるのはうれしかったし、ほかの国の人が自分の国の食をどう捉えてるのか知る事も楽しみにしてました」とオファーされたときの心境を明かし、綾部については「日本のテレビ番組収録の綾部さんと変わらないユーモアを出していました。言語のバリアを上手くジョークに変えていたところに綾部さんのコメディアン魂を感じました」と称賛した。