大町市プロモーション実行委員会(長野県大町市)は10月20日から11月11日までの土日、大町温泉郷などの宿泊者を対象とした関電トンネルトロリーバス特別撮影会を実施する。

  • 関電トンネルトロリーバスは11月末をもって運行終了。来春から電気バスが導入される

  • 走行中の関電トンネルトロリーバス

関電トンネルトロリーバス(通称「トロバス」)は、長野県大町市の扇沢駅と富山県の黒部ダム(黒部ダム駅)を結ぶ関電トンネル間を約16分で運行。「バス」という名前だが、架線から電力を得て路上を走るため、電車の一種に分類される。1964年に運行開始し、これまでに累計6,000万人以上が利用したという。2019年4月からは新たに電気バスが運行開始するため、同区間のトロバスは11月30日をもって54年間の歴史に幕を下ろす。

特別撮影会は実施日の14時から15時40分まで扇沢駅で開催。各日30名参加でき、トロバスの出発・到着風景や来年から運行開始する電気バスなどを撮影できる。特典として、トロバス往復券、トロバスチョロQ1個、トロバス限定パッケージのミネラルウォーター1本がもらえる。参加するには宿泊プラン比較サイト「大町市へ泊まろう」から、トロバス撮影会宿泊プランに申し込む必要がある。