JR東日本新潟支社は2015年3月頃まで使用された車体カラーリング「弥彦色」を復刻した115系を11月上旬から運用開始する。これを記念し、115系「弥彦色」で弥彦エリアを訪ねるびゅう旅行商品を発売する。
現役当時の「弥彦色」は製造初期タイプの2両編成を使用していたが、今回の復刻では車両製造時期の異なる3両編成で「弥彦色」を再現する。旅行商品は「復刻“弥彦色”越後ぐるっと周遊号の旅」の名称で10月上旬から販売開始。115系「弥彦色」を旅行商品専用臨時列車として新潟~弥彦間で運転し、出品品目で全国随一の規模を誇る「弥彦菊まつり」の見学や弥彦の散策、越後平野の車窓などを楽しめる。
列車の運転時刻は、往路が新潟駅9時14分発・弥彦駅10時54分着、復路が弥彦駅12時24分発・新潟駅14時37分着(東三条駅・新津駅・新発田駅経由)。現在、定期列車では115系の運用がないという吉田~弥彦間(弥彦線)、新津~新発田間(羽越本線)、新発田~新潟間(白新線)も走行する。
出発日は11月3・4日。旅行代金は新潟駅発着で大人6,800円・こども5,200円。代金には、周遊のJR券(限定列車)、特製掛け紙付弁当、乗車記念グッズ(オリジナルデザインステッカー)代が含まれる。