宇宙飛行士・野口聡一氏が、23日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00～11:15)で、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ・前澤友作社長の月旅行についてコメントした。
野口聡一氏
前澤氏は、アメリカの宇宙ベンチャー企業・スペースX社が2023年に予定している月周回旅行を契約。実現すれば民間人としては初のことで、月周辺に人類が到達するのは51年ぶりとなる。
このことが番組内で取り上げられ、野口氏は「個人的にはすごくエキサイティングなニュース」と喜び、「僕たちの予想を超えた速さで突然やってきた」と驚きを伝える。お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(55)が心配そうに「危険度は?」と素朴な疑問を投げかけると、野口氏は「あると思います」と即答した。
その上で、「前澤さんたちは勇敢なプラン。まだ存在していないロケットでその第一号で行く。誰もテストしてないわけですよ。私も来年行く時に新型ロケットに乗る可能性があるので、そういう意味ではわれわれも覚悟して」と共通点を挙げ、「設計通りいくかは、飛ばしてみないと分からないものがありますから。前澤さんたちは華やかですが、そういう覚悟をもって月に行く」と説明。
来年には自身3度目となる宇宙滞在を予定している野口氏。家族の反応について聞かれると、「たぶん、海外出張に行くぐらいのつもりで見てると思う」と返して笑いを誘っていた。
