東京建物の商品開発プロジェクト「Bloomoiプロジェクト」はこのほど、「仕事に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は7月24日~26日、20代~50代までの有職男女400名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 働き方改革と聞いて思い浮かべるシチュエーションは?

    働き方改革と聞いて思い浮かべるシチュエーションは?

働き方改革と聞いて思い浮かべるシチュエーションについて尋ねたところ、最も多かったのは「長時間労働の是正」(61.0%)で、「仕事の効率化・生産性向上のサポート」(37.5%)が続いた。「勤務場所の自由化」(25.8%)や、「在宅勤務の承認」(22.3%)といった職場の外における取り組みについて回答したのは3割以下だった。

通勤に一日平均どのくらい時間を使っているか聞くと、42.1%が「1時間以上かけている」と回答した。

  • 通勤に1日平均どのくらい時間を使っていますか?

    通勤に一日平均どのくらい時間を使っていますか?

移動時間や通勤時間の短縮につながる「リモートワーク(職場以外での勤務)」の導入状況とそれに対する希望について尋ねたところ、20代女性の48.0%が「リモートワークを希望」と答えた。一方、男性の20代では「利用したい」(31.0%)よりも、「リモートワークが可能でも利用したいと思わない」(41.0%)という回答が上回った。

しかし、男性では30代からリモートワークを利用したい人の割合が徐々に上がり、40代になると36.0%が利用意向を示している。

自宅で仕事をするうえで重要なのはどのような環境か尋ねると、「ネットワーク等のインフラ環境」(54.6%)が最も多かった。次いで「集中しやすい環境」(53.8%)、「リラックスできる環境」(37.0%)となっている。

  • 自宅で仕事に取り組む際に重要視するのはどのような環境ですか?

    自宅で仕事に取り組む際に重要視するのはどのような環境ですか?