JR九州は27日、筑肥線九大学研都市駅での軽量型ホームドアの実証試験を上りホームでも開始すると発表した。下りホームでの実証実験は2017年11月からスタートし、現在も継続中となっている。
可動部分に扉ではなくパイプを採用している軽量型ホームドアには、ホームの補強工事や設置工事を大幅に削減する効果が期待されている。同駅下りホームでの実証実験が始まってすでに9カ月が経過したが、JR九州によれば運用上の大きなトラブルなどは起きておらず、順調に推移しているという。
上りホームでの実証実験は9月25日の初列車から開始する予定。1番のりばに6両分整備し、引き続き実用化に向けた検証を行う。