ライボは8月27日、20歳以上の社会人を対象とした副業に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2018年8月9~12日、調査対象は匿名相談サービス「JobQ会員」、有効回答は181人。
副業経験のある人は44.2%
副業を認めている企業に勤めている人は40.9%、副業経験のある人は44.2%で、ともに半数未満にとどまった。
副業をしない理由としては、「本業で認められていないから」が23.7%、「本業の仕事で精一杯」が23.0%と、本業に関する内容が半数近くを占めたほか、「税務などの手続きが面倒」という人も11.9%いた。一方、「現在はしていないが興味はある」が15.6%と、副業に前向きな人も一定数みられた。
副業を始めた理由を聞くと、「本業の収入では足りない」が47.5%で最多。以下、「貯金や娯楽に回したい」が41.3%、「スキルや能力を高めたい」が40.3%と続いた。
1週間あたりの稼働時間は、「週末のみ10時間未満」が40.0%、「平日夜ならびに週末10時間未満」が30.0%、「平日夜のみ10時間未満」が10.0%と、10時間未満が80.0%に上った。また1カ月あたりの副業収入は、「3万円未満」が最も多く63.8%となった。
副業の種類は、「投資」が17%、「デザイナー」「ライター」が同率の10%、「内職」が8.8%、「アフィリエイト」が6.2%と、リモートで行える業務が過半数を占めた。
副業を認めていない会社に対する印象を尋ねたところ、「悪い印象」との回答が63.7%に上った。