UbiSoft

実はこのテスト、原稿で取り上げるのはどうもこれが最初だったらしい。ただリリースは2017年2月で、昨年(2017年)から何度かベンチを行っていた覚えはある。ところが何か問題があって原稿では取り上げなかった気がするのだが、もう何が問題だったのかさっぱり思いつかない。とりあえず今回すべての環境で問題なく動作したので、せっかくだし結果を示したい。

さてそんな訳でテスト手順。起動後にメインメニュー(Photo21)からオプション(Photo22)を選び、ディスプレイメニューで以下を設定する(あとはデフォルトのまま)。

  • ディスプレイモード:フルスクリーン
  • 画面解像度:1920×1080 / 2560×1440 / 3200×1800 / 3840×2160
  • V-Sync:オフ
  • 「Ryzen Threadripper 2」深層レビュー

    オプションは上の一番右(「ランク:勝者」という枠のちょい上)にある

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    このメニュー構造そのものは最近のUbisoftのゲームに共通

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    ここでマウスを押さずにESCキーを押すと、なぜかPhoto21のメインメニューまで戻るのはなんとかしてほしい

次いで「ESC 戻る」をマウスでクリックしてPhoto22に戻ってから、今度はグラフィックオプション(Photo24)から、「品質プリセット:超高(Very High)」を設定。

この状態でBキーを押すとベンチマークが始まり、約70秒後に結果が表示される(Photo25)。ここで画面の一番下にあるように、My Gamesの下にログがhtmlの形で保存されるが、残念ながらフレームレート変動はsvgの埋め込み画像。生データは取れないので、平均・最大・最小フレームレートをPickupして集計する形となる。

  • 「Ryzen Threadripper 2」深層レビュー

    実質プリセットしか選ぶ部分がない。ちなみに超高の上はカスタムである

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    ただこのゾーン別が示されるのはこの画面のみ

ということで結果がグラフ24~26である。意外なことにここではRyzen Threadripper 2990WXが不思議と悪くない。実は今回テストを行ったゲームで、ここまで性能が伸びたのはFor Honorのみであり、(なので今回取り上げたという部分もあるのだが)わりとこれは稀なケースである。Ryzen Threadripper 2950Xは、Full HDを除けばまぁ概ね同等レベルということで、悪くはない結果だと思う。

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    グラフ24

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    グラフ25

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    グラフ26