「Ryzen Threadripper 2」深層レビュー - こんなに違うXシリーズとWXシリーズ

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設定方法は『Ryzen 5 2400G/Ryzen 3 2200Gレビュー - APUでも競合を脅かす性能を発揮できるか』に準ずる。

さて結果、平均フレームレート(グラフ39)を見ると、Ryzen 7 2700Xとそれ以外が明確に分離している感じだ。ただRyzen Threadripper 2990WXが突出して悪いという訳ではない。最大フレームレートは、まぁ強いていえばRyzen 7 2700Xが有利で、これはグラフ40に通じる感じだ。問題は最小フレームレート(グラフ41)で、相変わらずRyzen Threadripper 2990WXの暴れぶりがひどい。

• グラフ39

• グラフ40

• グラフ41

一方、グラフ42はAI Benchmarkで、こちらは短いほど高速となるのだが、最高速がRyzen Threadripper 2950X、最低速がRyzen Threadripper 2990WXという結果に。ただ全体として、コア数とか動作周波数の差が反映されているとは考えにくい結果ではある。Ryzen系にはつらいベンチ、というべきか。

• グラフ42