設定方法は『Radeon Software Crimson ReLive Editionを試す - 性能改善と省電力機能「Radeon Chill」の効果を検証』のRadeon RX 480のケースに準ずる。
Geothermal Valley(グラフ30～32)、Prophets Tomb(グラフ33～35)、Spine of the Mountain(グラフ36～38)という3つのシーンで別々に結果が出るので、まずはGeothermal Valleyから。全体的に非常に暴れるベンチで、これはゲーム側の問題だと思うが、それでも全体的にRyzen Threadripper 2990WXは低め安定、Ryzen Threadripper 2950XはRyzen 7 2700Xに近い傾向になっている。
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グラフ30
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グラフ31
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グラフ32
Spine of the Mountainでは、なぜか最高フレームレート(グラフ34)の3200×1800pixelでThreadripper 2990Xが異様に盛り上がっているが、これを除くと傾向はGeothermal Valleyに同じ。特に最低フレームレート(グラフ35)でRyzen Threadripper 2990Xのスコアが地を這っていることの反動が、グラフ34の謎の盛り上がりにつながっているのかもしれない。
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グラフ33
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グラフ34
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グラフ35
ところがSpine of the Mountainでは一転して、全体的に大きな差がなくなっている。最小フレームレート(グラフ38)のFull HDでは、なぜかRyzen Threadripper 2990WXが異様に低くなっているが、逆に3200×1800pixelではRyzen Threadripper 1950X/2950Xがやはり急激に落ち込んでいるあたり、CPUというよりはゲーム側が原因という可能性も否定できない。
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グラフ36
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グラフ37
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グラフ38
3つのシナリオを通して、Ryzen Threadripper 2950XはRyzen 7 2700Xに近い安定したスコア。その意味では、優秀な結果を残しているといえるだろう。
