Valveが提供しているゲームプラットフォーム「Steam」では利用者の同意を得てデバイスの構成情報を収集しており、統計が公開されている。今回公開された6月分でグラフィックスの項目に変化があり、NVIDIA Blackwellシリーズが「その他」から外れて使用率が判明したようだ。
『Steamハードウェア&ソフトウェア 調査』と題したページで公開されている内容。Steam利用者のOSからメモリ使用量、CPUやGPUのベンダーなどをまとめており、ゲーマーのハードウェア構成の統計が明らかになっている。このうちグラフィックスの項目において、今年1月から消費者向けに展開が始まったGeForce RTX 50シリーズが現れているというもの。最も人気があるのはデスクトップ向けのGeForce RTX 5070のようだ。
なお、AMD Radeon RX 9000シリーズは依然としてOtherの項目に押し込められている模様。個々の利用率は表示されておらず、今のところ最新Radeon製品のシェアをSteamから伺い知ることはできない。