TVアニメ第2期シリーズの放送が決定している『不機嫌なモノノケ庵』より、第2期の追加キャストが発表された。
今回解禁となったのは、第2期で重要な役どころを担う隠世(妖怪達が住む世界)の三大権力者(三権神)にあたる「司法」と「行政」の2キャラクターで、司法役を下野紘、そして行政役を遊佐浩二がそれぞれ担当することが明らかとなった。
主人公の芦屋(cv. 梶裕貴)や安倍(cv. 前野智昭)はもちろん、第1期から登場している三権神の立法(cv. 諏訪部順一)とどのように絡んでいくのか今から楽しみにしておきたい。
ここでは、本日解禁となった2名、そして先日発表された第2期より監督を務める川崎逸朗氏から寄せられたコメントを紹介しよう。
■下野紘(司法役)のコメント
第2期から『モノノケ庵』に参戦させていただきます、下野紘です。『モノノケ庵』は、独特な言葉が多い上に、司法の個性的な喋り方に色々苦労しております(笑)が、キャラクター的には演じ甲斐があり楽しいので、司法の魅力をより引き出せるよう頑張りたいと思います。
■遊佐浩二(行政役)のコメント
この度「不機嫌なモノノケ庵」に出演させていただくことになりました。立法、司法と、いい人(?)が多い中、なかなかの立ち位置です(笑)。ただ、行政には行政なりの考えがあってのことですので、どうかひとつ。
個人的にはモジャが好きなのですが、声がないので寂しいです。頑張ります。
■川崎逸朗監督のコメント
ある日突然「こういう作品かあるんですけど、どうですか?」と話を聞かされて、もぞもぞと原作を読んでみると「あーこれ面白いやつだー」というアンテナが立ったので、今回監督として参加させていただくことになりました。
コンテを描いてみると妙に自分にしっくり来る感覚を得て、作業途中から「これなら誰にもコンテ渡さず全話数描きたかった・・・」という思いがふつふつと沸いたのですが冷静な現場プロデューサーから「そんなのスケジュール的に無理に決まってるでしょ」というしごく当然な判断がなされたのでございます。それでもコンテ作業中は自分の癒やしとなり楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがたや。
それとワザワさんから作品のロケーションイメージの場所が具体的に聞けたので、なぜか三度も一人こっそり取材に行ってきました。ありがたやありがたや。
そんな楽しい思い出もすっかり遠くなった現在アニメ制作はまだまだ続いております。これからが本当の勝負どころです。モノノ怪たちから影で励まされつつ最後まで頑張るつもりです。
第2期の制作決定以来となる新情報が公開された『不思議なモノノケ庵』。さらなる追加キャラクターやキャスト、その他情報の発表も控えているとのことなので、今後の続報にも期待したい。各詳細は公式サイトにて。
(C)ワザワキリ/SQUARE ENIX・「不機嫌なモノノケ庵2」製作委員会