アイドルグループ・関西ジャニーズJr.の道枝駿佑が、8月6日に放送されるフジテレビ系月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(毎週月曜21:00~)の第5話に登場。道枝は同局系ドラマ初出演で、事務所の先輩である関ジャニ∞・横山裕と初共演となる。
沢村一樹演じる元公安のエリート刑事・井沢範人らが、最新のシステムによって“未来の犯罪を予測して捜査する”同作。今回道枝が演じるのは、“ミハンチーム(未然犯罪捜査チーム)”に割り出された危険人物・岡崎直樹だ。
直樹は、有名私立高校の2年生で、成績はトップクラス、バスケットボール部のエースを務め、父親は文科省の次期事務次官候補という、周りから見ればエリートコースを歩む前途有望な少年。だが、そこには裏の顔があった。ミハンシステムは、相次いでいる動物殺傷事件の犯人を直樹と割り出し、その殺意が人間に向けられる可能性を提示する。
ジャニーズ事務所の先輩である横山演じる山内は、直樹が所属する高校のバスケ部の外部指導員に扮し、直樹に近づく。2人がバスケットボールで競い合うシーンもあり、物語の終盤の圧巻のアクションシーンも見どころだ。
今回の役柄について、道枝は「とても難しかったです。台本を読んで、『直樹はこんなひどいことしてしまうんだ…』と思いましたが、それでも与えられた役を演じるために、無表情で何を考えているか分からない人になるように努力しましたし、さらに役に入り込むために、何度も自分の中でイメトレしました」と役づくりを紹介。
横山との初共演については「素直に本当にうれしいです! 同じ関西出身なので、直属の先輩ですし、関ジャニ∞のコンサートも観に行かせていただき、それで今回こういった形で再会できて、さらに横山くんも僕のことを知っていてくれたみたいで、すごくうれしかったです」と喜び、「スタッフの方から聞いたんですけど、先週クランクインした初日、僕がとても緊張していて、それを横山くんが見てくれていたようで、『緊張してるね』って心配してくれていたみたいです」と、気にかけられていることを明かした。
その具体的な例として、「僕は、バスケットはやったことがなかったので、うまくできるかすごく不安だったし、横山くんに迷惑をかけてしまわないか心配もありました。でも、横山くんが『大変かもしれないけど頑張ってね!』って声かけてくれて、あとはバスケットの指導員の方に教えてもらう時も、横山くんが付き合ってくれて、ディフェンスとかフェイントを一緒に協力してやってくれました」と、振り返る。
さらに、「僕、25日が誕生日だったんですけど、さっき撮影を終えた後、『はい、これ! 道枝くん誕生日やから~!』って、プレゼントをいただきました。すごくびっくりしましたし、うれしかったし、かっこいいなって思いました。関西ジャニーズJr.の先輩からもらったことはあるんですけど、デビューした先輩からこうやって誕生日プレゼントをもらうのは初めてだったので、とてもうれしいです! 記念すべきプレゼントは、大阪に帰ってから開けようと、楽しみにとっています。みんなに自慢したいです!」と喜びを噛み締めていた。
一方の横山は、道枝の印象について「前、テレビドラマを通して見たことがあったんですけど、とても透明感のある子だなと思いました」と語り、実際に共演して「とても一生懸命にやっていたし、何より初々しかったですね」と感想。
道枝の年齢(16歳)と、当時の自分を比べて、「僕が連ドラに初めて出たのは、17歳の時だったんですが、右も左も分からない状態で。そんな時、共演者で事務所の先輩のマッチさん(近藤真彦)にたくさんのアドバイスをいただきました。そのアドバイスはいまに生きているので、僕も道枝くんにできることがあれば教えてあげたいし、それが楽しい思い出になってもらえたらうれしいなって思います」と、ノウハウの景勝に意欲を示した。
そして、「道枝くんが演じる直樹は、第5話の重要な役どころなので、彼の若さと勢いでどう演じてくれるのか、とても楽しみですし、僕もそこに負けないようにがんばっています! 彼にしか出せない透明感や初々しさと、今回の役どころとのギャップは、視聴者の方も驚く方が多いんじゃないかなって思います。ぜひ、そこを楽しみに観ていただけたらなと思います」と呼びかけている。