JR東日本横浜支社は26日、川崎駅の東海道線ホーム拡幅のための線路切換工事を11月3日10時頃から11月4日初電前まで、約18時間かけて実施すると発表した。この工事にともない、東海道線に大幅な運休や始発駅・終着駅の変更が発生する。

  • 工事時間帯の東海道線(上野東京ライン)の運転計画

川崎駅での工事は、東海道線下り線(小田原方面)の線路を移動した後、東海道線ホームの幅を約2.0~3.6m広げ、最大約12.1mのホーム幅とする。工事の日程は11月3日10時頃から4日初電前までとなっているが、悪天候などにより実施できない場合、12月15日から12月16日初電に延期する予定となっている。

工事時間帯の東海道線(上野東京ライン)では、宇都宮線・高崎線直通の列車が東京~横浜間で運休(直通運転取りやめ)に。これにより、横浜駅で小田原・熱海方面へ折返し運転(一部時間帯の上り品川行・下り東京発は品川~横浜間を横須賀線経由で運転)、東京駅で上野・大宮方面へ折返し運転(一部時間帯で時刻の変更あり)を予定している。品川駅発着の常磐線の列車は通常運転を予定しているが、一部時間帯で時刻の変更がある。

  • 川崎駅 東海道線 線路切換工事概要

特急列車や東海道線以外の路線もおおむね通常運転を予定しているが、一部で時間の変更や増発が行われる。なお、東海道線川崎~横浜間の古市場踏切において、東海道貨物線を走行する列車があるため、11月4日の1時35分頃から3時40分頃まで通行止めとなる。