マクロミルは7月24日、「サブスクリプション(定額)型サービス」をテーマとしたニュースレター「HoNote通信」vol.137を発表した。調査は6月26日~27日、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県在住の20~69歳1,000人を対象にインターネットで行われた。

  • 「サブスクリプション(定額)型サービス」の利用経験率上位5位

サブスク利用1位は「動画」

サブスクリプション型サービスとは、利用期間に対して定額を支払う方式のサービス。

認知率の高かったものから順に、1位「動画配信」(58%)、2位「音楽配信」(52%)、「電子書籍」(35%)、「雑誌」(28%)、「ゲーム」(15%)となっており、メディアコンテンツ系のサービスに集中した。

利用経験率については、1位「動画配信」(24%)、2位「音楽配信」(18%)、3位「電子書籍」(8%)、4位「雑誌」(5%)、5位「ゲーム」(4%)となった。

利用者(282人)に、1カ月あたりにかけている合計金額を聞くと、「1,000円以上~3,000円未満」が最も多く47%だった。次に多かった「1,000円未満」(36%)を足すと、利用者全体の8割以上が3,000円未満という結果に。平均金額は2,328円となった。

  • 「サブスクリプション(定額)型サービス」にかける1カ月あたりの合計費用

利用理由を、利用経験率の上位3つのサービス(動画配信、音楽配信、電子書籍)について聞くと、ともに「継続的に支払うのにお手頃な金額」「お金を気にせず何度でも利用」「通常よりも安く済む」といった"お得感"に関するものが上位だった。

利用しない人からは、「利用しない月も継続的に払い続けたくない」(21歳男性)、「見たい動画がないから」(45歳男性)、「書籍は電子データでも所有欲があるから」(38歳男性)、「読みたいものが見つけにくい」(41歳女性)、「電子書籍の雑誌は字が細かすぎて読むのが面倒」(59歳男性)、「定額で元を取れるほど時間がない」(48歳女性)などの理由があがった。